まなび
  • 公開日: 2018/3/16
  • 更新日: 2019/2/7

「心筋梗塞(心不全)」の看護事例を見てみよう

臨床看護シミュレーションアプリの「ほすぴぃ」では、様々な疾患を持つ患者さんの臨床看護を体験できます。
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ここでは心筋梗塞(心不全)の患者さん、ぺん帆さんの入院前看護を少し覗き見してみましょう。
こんにちは!
わたしの名前は「こなす」、ほすぴぃで看護師さんに寄りそうプリセプターのような妖精のような存在。
これからよろしくね!
まず、基本的なことを確認しよう。
看護過程で大切な「SOAP」。何か分かる?

【S】主観的情報。患者さんの話など。
【O】客観的情報。観察・検査など。
【A】アセスメント。分析・評価。
【P】看護計画。

それではこの患者さんの入院前の様子を見ていこう!

心筋梗塞(心不全)の患者さん「ぺん帆さん(75歳)」

息が苦しい…
入院前より呼吸困難感、食欲不振や倦怠感あり。
連絡が取れず心配した長女が本人宅にて倒れているところを発見し、救急連絡する。
搬送後、緊急入院となる。
12誘導心電図、Ⅱ,Ⅲ,aVf ST上昇している。
CAGを施行したところ、梗塞部位が見つかる。
急性心筋梗塞にてCCU入室。
ほすぴぃでは事例に出てくる用語を「勉強ノート」で確認できるよ。
ない場合は本などで調べながら進んでね。
EF30%程度と低心機能。
レントゲン上うっ血・胸水悪化あり。
うっ血性心不全により呼吸状態悪化。
ぺん帆さんは今、急性心筋梗塞を起こしてかなり危険な状態。
心機能が低下し、呼吸状態も悪化しているね。
適切な救急処置をおこなったあとに、CCUで経過観察をしていく必要があるよ。
心機能への負担を軽減させるようなケアで、酸素需要量を増加させないことが重要だよ。

心不全は、心臓のポンプの働きが弱まってしまうことで、きれいな血液を全身へうまく送れなくなっている状態のこと。
勘違いしている人もいるかもしれないけど、心不全は病態であって病名ではないよ。すべての心疾患が最終的にたどりつく病態なんだ。どの疾患が原因で引き起こされているのかを把握して、現在の心機能の評価を把握しよう。
また、患者さんの今の生活への影響を考えることがとても重要だよ。

ほすぴぃには心筋梗塞の事例が他にもあるけど、この事例では特にうっ血性心不全に着目して看護を進めていくよ。
🍸 解いてみよう!
うっ血性心不全による症状で当てはまらないものはどれ?

①体液量増加

②下肢浮腫

③尿量増加


解説するね。
[1][2](×)うっ血性心不全の症状だよ。
[3](○)体液量の増加とともに尿量は減少するよ。

入院前の情報確認は以上だよ!
入院してからの看護は「ほすぴぃ」で。
①アプリストアで「ほすぴぃ」をインストール。
②患者さんを受け入れてね。
③続きの看護をしてみてね!

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疾患別に、時系列で看護をシミュレーションすることで、必要な知識を得て、その知識をどう生かすのか学ぶことができます。
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  1. 脊髄損傷
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  4. 膀胱がん
  5. 悪性リンパ腫
  6. 胃がん
  7. 前立腺肥大症
  8. 椎間板ヘルニア
  9. 出産
  10. 双極性障害
  11. 統合失調症
  12. アルコール依存症
  13. 乳がん
  14. 筋萎縮性側索硬化症(ALS)
  15. クモ膜下出血
  16. 肝硬変
  17. 大腸がん
  18. 脳梗塞
  19. 子宮体がん
  20. 肺がん
  21. 急性白血病
  22. 食道がん
  23. 全身性エリテマトーデス(SLE)
  24. パーキンソン病
  25. バセドウ病
  26. 関節リウマチ
  27. 大動脈解離
  28. 境界性パーソナリティ障害(BPD)
  29. 心筋梗塞(心不全)
  30. 糖尿病
  31. 帝王切開
  32. 変形性膝関節症
  33. 摂食障害
  34. 脳腫瘍
  35. 骨肉腫
  36. 脳梗塞(せん妄)
  37. 腰部脊柱管狭窄症
  38. 認知症(アルツハイマー病)
  39. クモ膜下出血(意識障害)

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