まなび

ほすぴぃの臨床看護事例を覗き見

「脳梗塞」の看護事例を見てみよう

2018/2/2

臨床看護シミュレーションアプリの「ほすぴぃ」では、様々な疾患を持つ患者さんの臨床看護を体験できます。
ほすぴぃは医療者完全監修☆本格的に楽しく学べるのに、なんと無料!
ここでは脳梗塞の患者さん、ぽん菜さんの入院前看護を少し覗き見してみましょう。
こんにちは!
わたしの名前は「こなす」、ほすぴぃで看護師さんに寄りそうプリセプターのような妖精のような存在。
これからよろしくね!
まず、基本的なことを確認しよう。
看護過程で大切な「SOAP」。何か分かる?

【S】主観的情報。患者さんの話など。
【O】客観的情報。観察・検査など。
【A】アセスメント。分析・評価。
【P】看護計画。

それではこの患者さんの入院前の様子を見ていこう!

脳梗塞の患者さん「ぽん菜さん(65歳)」

ひだり、て、が。
痺れる感じ、あり、ます。。。
本日の朝、朝食を食べている時に、急に口が閉まらなくなり食べ物がこぼれた。
自分で話ができなくなったため、家族が救急搬送を依頼した。
救急車にて来院。
長男と長男の嫁が付き添っている。
長男「本人は、1週間前からなんだか歩きづらいと言っていました。
疲れが溜まっているんだと思う、と…。」
体温:37.2度
脈拍:92回/min
血圧:168/92mmHg
SpO2:98%
呼吸:20回/min
WBC:9900/μL
RBC:340×10000/μL
Hb:11.0g/dL
TP:5.6g/dL
ALB:3.7mg/dL
PLT:15.5×10000/μL
意識障害なし。
構音障害あり。
左片麻痺軽度あり。
左手のしびれあり。
末梢冷感あり。
チアノーゼなし。
頭部CTスキャンの結果、ラクナ梗塞と診断。
心電図、心エコー上に心原性を疑う所見なし。
入院し、抗血小板療法導入の方針となる。
来院時点で、発症より4時間経過している。
🍸 解いてみよう!
脳梗塞の治療で、血栓溶解療法(rt-PA)というものがあるよ。
どうして適応にならなかったのかな?

①rt-PAが適応となる時期を過ぎていたから

②rt-PAが適応となる時期には早すぎたから

③医師のやる気が足りなかったから


解説するね。
[1](○)rt-PAは発症4.5時間以内が適応となるよ。(2012年9月から治療可能時間の適応が3時間から4.5時間へ拡大された)この患者さんは、発症から5時間経っていたから、適応にならなかったんだね。
[2](×)
[3](×)

脳梗塞の患者さんは、早期発見・早期治療によって予後が左右されるよ。だから、麻痺の進行や意識レベルの観察がとっても重要。
急性期を脱したら、リハビリや退院に向けての指導などを考えていこう!

🍸 解いてみよう!
ここで国試問題に挑戦。
脳梗塞を発症し言語障害をきたした別の患者さん。
「生年月日はいつですか」と尋ねたところ、「はいそうです。何だか分かりませんが、何にもどうにもいました。」と明瞭な口調で答えた。
運動神経麻痺はなく、統合失調症の既往はない。
この場合の障害はどれ?

①作話

②構音障害

③ブローカ失語

④ウェルニッケ失語


解説するね。
[1](×)作話とは思い出せない状況や事柄などについて、つじつまをあわせるために虚構の話を作ることを言うよ。
[2](×)構音障害とは、話すための口蓋や舌、口唇の運動に障害があり、うまく発音できないことをさすよ。ぽん菜さんはこの状態だね。
[3](×)話したり書いたりする中枢(ブローカ中枢)の障害で、他人の言葉を理解することはできるが、話したり書いたりすることができなくなることだよ。
[4](○)スムーズに話せるが言葉に言い間違いが多く、意味不明で支離滅裂であるのが特徴。他人の言葉や書かれた言葉の意味を理解するウェルニッケ中枢の障害なんだ。

入院前の情報確認は以上だよ!
入院してからの看護は「ほすぴぃ」で。
①アプリストアで「ほすぴぃ」をインストール。
②患者さんを受け入れてね。
③続きの看護をしてみてね!

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