次回の模試は2月12日におこないますので、看護学生の方はぜひご参加ください。
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2月7日看護師国家試験2月直前模試【2】
■我が国の平成19年における業務上疾病で最も多いのはどれか。
1.災害性腰痛2.病原体による疾病
3.化学物質による疾病
4.じん肺およびじん肺合併症
【正解】1
1.(○)過去10年間最上位を占めている。
2.(×)業務との関連は薄い 。
3.(×)業務との関連は薄い。
4.(×)じん肺の合併症として、肺がんが有名であるが、業務上疾病の1位ではない。
2.(×)業務との関連は薄い 。
3.(×)業務との関連は薄い。
4.(×)じん肺の合併症として、肺がんが有名であるが、業務上疾病の1位ではない。
■日本人の体格指数(BMI)で「普通(正常)」はどれか。
1.172.22
3.27
4.32
【正解】2
1.(×)BMI(Body Mass Index)は、「体重(kg)÷[身長]2によって計算された数値で、低体重(18.5未満)、普通体重(18.5以上25未満)、肥満1度(25以上30未満)、肥満2度(30以上35未満)、肥満3度(35以上40未満)、肥満4度(40以上)となっている。BMI17は低体重。
2.(○)BMI22は、普通体重(18.5以上25未満)である。
3.(×)BMI27は、肥満1度肥満1度(25以上30未満)である。
4.(×)BMI32は、肥満2度(30以上35未満)である。
2.(○)BMI22は、普通体重(18.5以上25未満)である。
3.(×)BMI27は、肥満1度肥満1度(25以上30未満)である。
4.(×)BMI32は、肥満2度(30以上35未満)である。
■看護過程における看護上の問題で正しいのはどれか。
1.問題の原因は1つにしぼる。2.原因が不明な事象は問題でない。
3.危険性があることは問題になる。
4.優先度は問題解決まで変更しない。
【正解】3
1.(×)問題としてでていることの原因は一つとは限らない。原因をひとつ一つ解決することも大切になる。
2.(×)患者の問題としてあがるものの中には、原因がわからないものもあるが、起こっていることや問題となる事象をなしにすることはできない。
3.(○)看護では、現在起こっていることだけでなく、起こりそうな危険を回避することも大事なことである。またそれを予測できることが看護の力である。
4.(×)問題の重要度や優先度は、患者の状態により変わるものであるため、変更することを前提として看護をする。
2.(×)患者の問題としてあがるものの中には、原因がわからないものもあるが、起こっていることや問題となる事象をなしにすることはできない。
3.(○)看護では、現在起こっていることだけでなく、起こりそうな危険を回避することも大事なことである。またそれを予測できることが看護の力である。
4.(×)問題の重要度や優先度は、患者の状態により変わるものであるため、変更することを前提として看護をする。
■Open-ended question〈開かれた質問〉はどれか。
1.「夕べは眠れましたか」2.「薬はもう飲みましたか」
3.「傷は痛みませんでしたか」
4.「退院後は何をしたいですか」
【正解】4
4.(○)「なぜ」「何」「どうやって」などの疑問符ではじまる質問で、オープン・エンドクエッションと呼ばれる。回答者の思いや感じたことを自由に表出してもらうのに適している。
逆に「はい/いいえ」で答えることができる質問がクローズド・クエッションである。
逆に「はい/いいえ」で答えることができる質問がクローズド・クエッションである。
■薬物血中濃度の上昇が最も速いのはどれか。
1.皮内注射2.皮下注射
3.筋肉内注射
4.静脈内注射
【正解】4
1.(×)表皮と真皮の間に薬液を入れる方法で、アレルギー反応をみる際に使用する。
2.(×)皮下組織に薬液を入れる方法で、予防注射やインスリン投与が行われる。
3.(×)筋肉内に薬液を入れる方法で、鎮痛剤や前処置の薬剤に適している。
4.(○)静脈内に薬剤を注入し、迅速な薬効があり、濃度や注入速度には注意が必要である。
2.(×)皮下組織に薬液を入れる方法で、予防注射やインスリン投与が行われる。
3.(×)筋肉内に薬液を入れる方法で、鎮痛剤や前処置の薬剤に適している。
4.(○)静脈内に薬剤を注入し、迅速な薬効があり、濃度や注入速度には注意が必要である。
■介護保険制度で居宅サービスの支給限度基準額が最も高いのはどれか。
1.要介護12.要介護5
3.要指導
4.要支援
【正解】2
要介護の程度は要支援1、要支援2、要介護1、要介護2、要介護3、要介護4、要介護5の7区分である。要介護5とは、介護や支援に必要な時間が110分以上になるものをさし、支給限度基準額が最も高くなっている。
■老年期の感覚変化はどれか。
1.味覚は敏感になる。2.痛みを感じやすくなる。
3.明暗の変化に順応しやすくなる。
4.聴力の低下は高音域から始まる。
【正解】4
1.(×)加齢に伴い、味覚をつかさどる味蕾の数が減少し委縮するため、味覚が低下する。
2.(×)加齢に伴い、痛覚閾値が上昇し、痛みを感じにくくなる。
3.(×)加齢に伴い、網膜上の視細胞が減少するため、暗順応が低下しやすい。
4.(○)加齢に伴い、内耳の高音域を感知する細胞数が減少するため、感音性難聴が生じる。
2.(×)加齢に伴い、痛覚閾値が上昇し、痛みを感じにくくなる。
3.(×)加齢に伴い、網膜上の視細胞が減少するため、暗順応が低下しやすい。
4.(○)加齢に伴い、内耳の高音域を感知する細胞数が減少するため、感音性難聴が生じる。
■血液凝固に関連するのはどれか。
1.ヘモグロビン2.フィブリノゲン
3.マクロファージ
4.エリスロポエチン
【正解】2
1.(×)ヘモグロビンは血色素とも呼ばれる、赤血球中にある鉄を核とする蛋白質で、酸素の運搬に関与する。
2.(○)フィブリノゲンは、トロンビンの作用でフィブリンというネット状の物質に変化し、血小板でできた血栓を補強する役割を担う。
3.(×)マクロファージは混入した異物を貪食する作用がある。
4.(×)エリスロポエチンは低酸素血症時に腎の傍糸球体細胞で産生され、赤血球の造血を促進する働きがある。
2.(○)フィブリノゲンは、トロンビンの作用でフィブリンというネット状の物質に変化し、血小板でできた血栓を補強する役割を担う。
3.(×)マクロファージは混入した異物を貪食する作用がある。
4.(×)エリスロポエチンは低酸素血症時に腎の傍糸球体細胞で産生され、赤血球の造血を促進する働きがある。
■狭心症発作時の硝酸薬(ニトログリセリン)の適切な使用法はどれか。
1.内服2.舌下
3.皮膚貼用
4.筋肉内注射
【正解】2
狭心症発作時はニトログリセリンを舌下投与する。舌下投与では、ニトログリセリンが舌下の血管から直接吸収されるため、効果の発現が速やかである。内服では消化管からの吸収、肝臓での代謝を経るため、作用発現までの時間が長く、しかも効果が薄くなってしまう。皮膚貼用・筋肉内注射は患者自身が行いにくい。
■膀胱留置カテーテルの固定用バルーンに入れるのはどれか。
1.水道水2.エタノール
3.滅菌蒸留水
4.滅菌グリセリン
【正解】3
固定用バルーンに注入する液体は、何らかの原因でバルーンが損傷することも考慮して、滅菌されて膀胱への刺激が少ないものを用いる。
■「障害の程度や特質にかかわらず、同年齢の市民と同等の基本的権利を有すること」を示すものであり、「障害者や高齢者を特別視せず、可能な限り通常の市民生活を送ることができるようにする」という考え方はどれか。
1.アドボカシー2.パターナリズム
3.ヘルスプロモーション
4.ノーマライゼーション
【正解】4
1.(×)アドボカシーとは、自分の権利を十分に行使することのできない障害者や終末期患者、高齢者の権利を代弁・擁護することである。
2.(×)パターナリズムとは強い立場にある者が弱い立場にある者に対して弱い者の利益になるとして一方的に行動に介入・干渉することである。
3.(×)心身両面にわたる総合的な健康づくりをさす。
4.(○)
2.(×)パターナリズムとは強い立場にある者が弱い立場にある者に対して弱い者の利益になるとして一方的に行動に介入・干渉することである。
3.(×)心身両面にわたる総合的な健康づくりをさす。
4.(○)
■誤嚥で発症するのはどれか
1.肺炎2.胃炎
3.肝炎
4.膵炎
【正解】1
誤嚥とは、水分や食物が消化管でなく、誤って喉頭・気管支・肺など呼吸器に入ってしまうことである。脳神経疾患患者や高齢者、意識障害患者などにみられる。誤嚥の結果、肺炎などの重篤な合併症を引き起こすことがある。
■輸液ポンプ使用の主目的はどれか
1.異物の除去2.感染の防止
3.輸液速度の調整
4.薬物の効果判定
【正解】3
輸液ポンプの主な使用目的は輸液剤の注入量を正確にすることである。しかし、正確性を過信しないで定期的に輸液注入量を輸液ボトルの液面から判断することが重要である。
■体温測定部位で外部環境に最も影響されにくいのはどれか。
1.直腸2.口腔
3.腋窩
4.頸部皮膚
【正解】1
体温には、環境温度の影響を受けない「核心温度」と、環境温度によって変化する体表近くの「外殻温度」がある。ヒトでは核心温度の指標として、直腸温・口腔温・腋窩温・鼓膜温が測定される。このうち直腸温が真の体温に最も近い。
■職業性疾患はどれか
1.骨折2.じん肺
3.高血圧症
4.パーキンソン病
【正解】2
2.(○)じん肺は、粉塵や微粒子を長期間吸引した結果生じる肺疾患の総称である。原因となる粉塵にはケイ酸、アスベストなどがある。鉱山や炭坑、建築業など粉塵の多い環境での職業に従事する人の罹患率が高く、職業性疾患といえる。
1.3.4.(×)職業に関連して起こる疾患とはいえない。
1.3.4.(×)職業に関連して起こる疾患とはいえない。
■思春期の特徴はどれか。
1.分離不安2.第二次性徴
3.第一次反抗期
4.ギャングエイジ
【正解】2
1.(×)分離不安とは、生後6か月~2.3歳にみられ、愛着をもつ特定の対象が自分から離れると不安になって泣くなどの様子をみせることをいう。
2.(○)第二次性徴とは、性ホルモンの急激な分泌によって生殖器官が成熟することをさし、思春期の特徴である。
3.(×)第一次反抗期とは、自我が芽生える2歳頃に、大人に対して自己主張をしたり反抗的な態度をとることである。
4.(×)ギャングエイジとは、学童中期から後期にかけて、親しい友人同士が集団になって行動する時期である。この集団は子どもが社会性を身につけるうえで重要な役割を果たす。
2.(○)第二次性徴とは、性ホルモンの急激な分泌によって生殖器官が成熟することをさし、思春期の特徴である。
3.(×)第一次反抗期とは、自我が芽生える2歳頃に、大人に対して自己主張をしたり反抗的な態度をとることである。
4.(×)ギャングエイジとは、学童中期から後期にかけて、親しい友人同士が集団になって行動する時期である。この集団は子どもが社会性を身につけるうえで重要な役割を果たす。
■高齢者に現れやすい歩行の特徴はどれか。
1.歩幅が広くなる。2.後傾姿勢になる。
3.すり足歩行になる。
4.上肢の振りが大きくなる。
【正解】3
1.(×)歩幅は減少する。
2.(×)椎骨や椎間板の変形による円背や骨盤の後傾などで重心が後ろに残りやすくなるのを代償しようとして姿勢は前傾する。
3.(○)下肢筋力の低下や、股関節の関節可動域の減少によって足が上がりにくくなり、すり足歩行になる。
4.(×)上肢の振りは減少する。
2.(×)椎骨や椎間板の変形による円背や骨盤の後傾などで重心が後ろに残りやすくなるのを代償しようとして姿勢は前傾する。
3.(○)下肢筋力の低下や、股関節の関節可動域の減少によって足が上がりにくくなり、すり足歩行になる。
4.(×)上肢の振りは減少する。
■介護保険制度における居宅サービス費の原則的な利用者負担の割合はどれか。
1.なし2.1割
3.3割
4.5割
【正解】2
2.(○)原則としてかかった費用の1割を利用者が負担し、残りの9割は保険から給付される。
■生後6か月児で発達の遅れを疑うのはどれか。
1.親指と人さし指を使って、物をつまむことができない。2.意味のある言葉を話すことができない。
3.つかまり立ちができない。
4.首がすわらない。
【正解】4
1.(×)「親指と人さし指で物をつまむ」について、90%の児ができるようになるのは生後12か月である。
2.(×)「意味のある言葉を話す」について、90%の児ができるようになるのは生後14か月である。
3.(×)「つかまり立ち」について、90%の児ができるようになるのは生後9か月である。
4.(○)「首がすわる」について、90%の児ができるようになるのは4か月である。
2.(×)「意味のある言葉を話す」について、90%の児ができるようになるのは生後14か月である。
3.(×)「つかまり立ち」について、90%の児ができるようになるのは生後9か月である。
4.(○)「首がすわる」について、90%の児ができるようになるのは4か月である。
■日本における平成24年の家族の世帯構造で最も多いのはどれか。
1.夫婦と未婚の子のみの世帯2.三世代世帯
3.単独世帯
4.母子世帯
【正解】1
1.(○)「夫婦と未婚の子のみの世帯」は30.5%で減少傾向にある。
2.(×)「三世代世帯」は7.6%で減少傾向にある。
3.(×)「単独世帯」は25.2%で、数年前から横ばい状態である。
4.(×)「母子世帯」は1.5%である。
2.(×)「三世代世帯」は7.6%で減少傾向にある。
3.(×)「単独世帯」は25.2%で、数年前から横ばい状態である。
4.(×)「母子世帯」は1.5%である。
■黄疸を最も確認しやすいのはどれか。
1.爪床2.毛髪
3.耳たぶ
4.眼球結膜
【正解】4
1.(×)爪床は血液の色調の影響を受けるので、観察しにくい。
2.(×)毛髪は黄疸の影響を受けない。
3.(×)皮膚の色調の影響を受けるため、観察しにくい。
4.(○)人種を問わず、眼球結膜は白色なので、黄疸による黄染を確認しやすい。
2.(×)毛髪は黄疸の影響を受けない。
3.(×)皮膚の色調の影響を受けるため、観察しにくい。
4.(○)人種を問わず、眼球結膜は白色なので、黄疸による黄染を確認しやすい。
■頻回の嘔吐で起こりやすいのはどれか。
1.脱水2.貧血
3.アシドーシス
4.低カリウム血症
【正解】1
1.(○)水分や電解質を喪失し、脱水に陥る。
2.(×)血球成分は喪失しないので貧血にはならない。血液の水分量が減少して濃縮されるため、ヘマトクリット値や赤血球数は見かけ上、上昇する。
3.(×)胃液の中の水素イオン(H+)を大量に喪失するため、代謝性アルカローシスに傾く。
4.(×)胃液の中のHCl(塩酸)を大量に失うため、血中のClが減少する。
2.(×)血球成分は喪失しないので貧血にはならない。血液の水分量が減少して濃縮されるため、ヘマトクリット値や赤血球数は見かけ上、上昇する。
3.(×)胃液の中の水素イオン(H+)を大量に喪失するため、代謝性アルカローシスに傾く。
4.(×)胃液の中のHCl(塩酸)を大量に失うため、血中のClが減少する。
■がん対策基本法の基本的施策はどれか。
1.がん予防の推進2.がん治療の無償化
3.特定地域への医療設備の集中
4.医療者の意向を優先した治療方法の決定
【正解】1
1.(○)がんの予防および早期発見が推進されている。
2.(×)がん医療の無償化については規定されていない。
3.(×)がん患者の居住地域にかかわらず、等しくそのがん医療が受けられるような医療機関の整備を目指している。
4.(×)がん患者の療養生活の質の維持向上を目指している。
2.(×)がん医療の無償化については規定されていない。
3.(×)がん患者の居住地域にかかわらず、等しくそのがん医療が受けられるような医療機関の整備を目指している。
4.(×)がん患者の療養生活の質の維持向上を目指している。
■主観的情報はどれか。
1.腹部が痛いという患者の訴え2.体重60.5kgという栄養士の記録
3.血圧126/72mmHgという自動血圧計の測定値
4.ドレーン刺入部の発赤という看護師の観察結果
【正解】1
1.(○)主観的情報である。
2.3.4.(×)客観的情報である。
2.3.4.(×)客観的情報である。
■車椅子による移送で適切なのはどれか。
1.エレベーターを利用するときは、エレベーターの中で方向転換する。2.移乗する前にフットレスト〈足のせ台〉を上げる。
3.急な下り坂では前向きに車椅子を進める。
4.段差は勢いをつけて乗り越える。
【正解】2
1.(×)エレベーターに乗り込む前に方向転換をする。
2.(○)フットレストを上げていないと患者の下肢を車いすの車輪に巻き込むことがある。
3.(×)急激な下り坂では、後ろ向きに車椅子を進める。
4.(×)段差を乗り越える際にはステッピングバーを踏んでキャスターを上げる。
2.(○)フットレストを上げていないと患者の下肢を車いすの車輪に巻き込むことがある。
3.(×)急激な下り坂では、後ろ向きに車椅子を進める。
4.(×)段差を乗り越える際にはステッピングバーを踏んでキャスターを上げる。
■成人患者に経鼻的に経管栄養法を行う際のカテーテルの挿入で正しいのはどれか。
1.挿入時は、体位を仰臥位にする。2.カテーテルの先端が咽頭部を通過するまでは、頸部を前屈位にする。
3.カテーテルの先端が咽頭部を通過した後は、頸部を後屈位にする。
4.挿入後は、カテーテルから胃内容物を吸引して挿入部位を確認する。
【正解】4
1.(×)挿入時の体位はファーラー位である。
2.(×)カテーテルが咽頭を通過するときは、患者に嚥下運動を行わせるが、頸部を前屈させる必要はない。
3.(×)頸部は自然な位置にするのがよく、後屈させる必要はない。
4.(○)挿入後は、カテーテルから胃内容物を吸引して、確実に胃に入ったかどうかを確認する。その他の方法として、空気を注入し、気泡音を確認する方法もある。
2.(×)カテーテルが咽頭を通過するときは、患者に嚥下運動を行わせるが、頸部を前屈させる必要はない。
3.(×)頸部は自然な位置にするのがよく、後屈させる必要はない。
4.(○)挿入後は、カテーテルから胃内容物を吸引して、確実に胃に入ったかどうかを確認する。その他の方法として、空気を注入し、気泡音を確認する方法もある。
■加齢による身体機能の変化で上昇・増加するのはどれか。
1.肺活量2.基礎代謝率
3.収縮期血圧
4.胃液分泌量
【正解】3
1.(×)肺活量は減少する。
2.(×)加齢によって筋肉が減少するため、基礎代謝量は減少する。
3.(○)加齢によって動脈硬化が進むため、収縮期血圧は上昇する。
4.(×)胃液分泌量は減少し、胃がもたれやすくなる。
2.(×)加齢によって筋肉が減少するため、基礎代謝量は減少する。
3.(○)加齢によって動脈硬化が進むため、収縮期血圧は上昇する。
4.(×)胃液分泌量は減少し、胃がもたれやすくなる。
■死の三徴候に含まれるのはどれか。
1.体温の低下2.心拍の停止
3.筋肉の硬直
4.角膜の混濁
【正解】2
死の三徴候とは、「呼吸停止」「心拍停止」「対光反射の消失」である。
■甲状腺機能検査を受ける患者の検査食はどれか。
1.ヨード制限食2.蛋白制限食
3.脂肪制限食
4.低残渣食
【正解】1
1.(○)放射性ヨードの甲状腺への取り込みを調べるため、海草などヨードを含む食品を制限する。
2.(×)蛋白質制限は、慢性腎不全や肝硬変の非代償期などで適応になる。
3.(×)脂肪制限は、胆石症や膵炎などで適応になる。
4.(×)低残渣食は、下部消化管の内視鏡検査の前処置や、下部消化管手術の術前処置で用いられる。
2.(×)蛋白質制限は、慢性腎不全や肝硬変の非代償期などで適応になる。
3.(×)脂肪制限は、胆石症や膵炎などで適応になる。
4.(×)低残渣食は、下部消化管の内視鏡検査の前処置や、下部消化管手術の術前処置で用いられる。
■廃用症候群の予防で正しいのはどれか。
1.温罨法2.安静臥床
3.減塩食の提供
4.関節可動域訓練
【正解】4
1.(×)温罨法は効果がない。
2.(×)安静臥床は廃用症候群を悪化させる。
3.(×)減塩食は高血圧症の予防として効果がある。
4.(○)廃用症候群の一つである関節拘縮を予防するために、関節可動域訓練が有用である。
2.(×)安静臥床は廃用症候群を悪化させる。
3.(×)減塩食は高血圧症の予防として効果がある。
4.(○)廃用症候群の一つである関節拘縮を予防するために、関節可動域訓練が有用である。
■保健師助産師看護師法で規定されている看護師の業務はどれか。
1.記録の保存2.秘密の保持
3.勤務時間の報告
4.関係機関との連携
【正解】2
1.(×)看護記録の保存は「医療法」によって、2年間の保存が規定されている。
2.(○)看護師の守秘義務については保健師助産師看護師法第42条の2に規定されている。
3.4.(×)看護業務としては重要であるが、保健婦助産婦看護師法には規定されていない。
2.(○)看護師の守秘義務については保健師助産師看護師法第42条の2に規定されている。
3.4.(×)看護業務としては重要であるが、保健婦助産婦看護師法には規定されていない。
■平成23年(2011年)国民健康・栄養調査において、女性でやせ(BMI<18.5)の割合が最も高いのはどれか。
1.20~29歳2.30~39歳
3.40~49歳
4.50~59歳
【正解】1
1.(○)21.9%がやせであった。
2.(×)13.4%がやせであった。
3.(×)7.6%がやせであった。
4.(×)7.6%がやせであった。
2.(×)13.4%がやせであった。
3.(×)7.6%がやせであった。
4.(×)7.6%がやせであった。
■プライマリナーシングの説明で正しいのはどれか。
1.1人の看護師が毎日異なる患者を担当する2.看護業務を内容別に分類し、複数の看護師が分担して実施する
3.1人の患者を1人の看護師が入院から退院まで継続して受け持つ
4.患者をいくつかのグループに分け、看護師がチームを組織して受け持つ
【正解】3
1.(×)プライマリーナーシングは継続受け持ち制と訳される。
2.(×)機能別看護の説明である。
3.(○)プライマリーナーシングの説明である。
4.(×)モジュール型の説明である。
2.(×)機能別看護の説明である。
3.(○)プライマリーナーシングの説明である。
4.(×)モジュール型の説明である。
■乏尿はどれか。
1.1日の尿量が少ない2.尿意が乏しい
3.排尿痛がない
4.尿比重が低い
【正解】1
1.(○)乏尿とは、1日の尿量が400ml未満のことをいう。
2.(×)乏尿とは、1日の尿量が400ml未満のことをいう。
3.(×)乏尿とは、1日の尿量が400ml未満のことをいう。
4.(×)尿比重が低い尿を低張尿という。
2.(×)乏尿とは、1日の尿量が400ml未満のことをいう。
3.(×)乏尿とは、1日の尿量が400ml未満のことをいう。
4.(×)尿比重が低い尿を低張尿という。
■糖尿病の診断指標となるのはどれか。
1.尿酸値2.HbA1c
3.赤血球沈降速度
4.プロトロンビン時間
【正解】2
1.(×)高尿酸血症の診断指標である。
2.(○)過去約2か月間の血糖値の指標となる。
3.(×)炎症があると赤血球沈降速度は上昇する。
4.(×)プロトロンビン時間は、出血傾向があるときに延長する。
2.(○)過去約2か月間の血糖値の指標となる。
3.(×)炎症があると赤血球沈降速度は上昇する。
4.(×)プロトロンビン時間は、出血傾向があるときに延長する。
■経口感染する肝炎はどれか。
1.A型肝炎2.B型肝炎
3.C型肝炎
4.D型肝炎
【正解】1
1.(×)経口感染である。
2.3.4.(×)血液によって感染する。
2.3.4.(×)血液によって感染する。
■治療・ケアが疾患別に時系列で示されているのはどれか。
1.熱型表2.クリニカルパス
3.問題志向型叙述記録
4.フォーカスチャーティング
【正解】2
1.(×)体温他、血圧や脈拍等のバイタルサインが記入されている。
2.(○)疾患別に治療やケアを時系列で示している。
3.(×)看護問題に沿って、患者の主観的情報、客観的情報、アセスメント、看護実践を記録する。
4.(×)患者に起こった介入が必要な出来事に焦点を当て、その時の患者の状態、情報、介入・行為、結果、反応を系統的に記入する方法。
2.(○)疾患別に治療やケアを時系列で示している。
3.(×)看護問題に沿って、患者の主観的情報、客観的情報、アセスメント、看護実践を記録する。
4.(×)患者に起こった介入が必要な出来事に焦点を当て、その時の患者の状態、情報、介入・行為、結果、反応を系統的に記入する方法。
■成人期において基礎代謝量が最も多い時期はどれか。
1.青年期2.壮年前期
3.壮年後期
4.向老期
【正解】1
1.(○)筋肉量に比例して基礎代謝量は増加する。
2.(×)青年期に次いで基礎代謝量が多い。
3.(×)壮年前期に次いで基礎代謝量が多い。
4.(×)最も基礎代謝量が少ない。
2.(×)青年期に次いで基礎代謝量が多い。
3.(×)壮年前期に次いで基礎代謝量が多い。
4.(×)最も基礎代謝量が少ない。
■医療法において、病院とは○人以上の患者を入院させるための施設を有するものと規定されている。○に入るのはどれか。
1.102.20
3.50
4.100
【正解】2
2.(○)病院は20床以上の医療施設。
■チアノーゼの際の皮膚の色に最も近いのはどれか。
1.青2.赤
3.黄
4.白
【正解】1
1.(○)チアノーゼは動脈血中の還元ヘモグロビンが増加し、皮膚粘膜が青紫になることである。
■空気感染を防止するための防具用具はどれか。
1.ガウン2.ゴーグル
3.N95マスク
4.外科用マスク
【正解】3
3.(○)空気感染の防護用具である。
1.2.4.(×)飛沫感染の防護用具である。
1.2.4.(×)飛沫感染の防護用具である。
■仰臥位での褥瘡好発部位はどれか。
1.仙骨部2.内顆部
3.腸骨稜部
4.大転子部
【正解】1
1.(○)仰臥位やファーラー位で発症しやすい。
2.(×)側臥位で発症することがある。
3.(×)腹臥位で発症する。
4.(×)側臥位で発症する。
2.(×)側臥位で発症することがある。
3.(×)腹臥位で発症する。
4.(×)側臥位で発症する。
■標準的な発育をしている児において体重が出生時の約2倍になる月齢はどれか。
1.1か月2.3か月
3.6か月
4.9か月
【正解】2
2.(○)生後3~4ヶ月で出生時体重の2倍になる。
■グリセリン浣腸を実施する際、腸管穿孔の危険性が最も高い体位はどれか。
1.立位2.側臥位
3.仰臥位
4.シムス位
【正解】1
1.(○)立位でのグリセリン浣腸は腸管穿孔を起こす危険性が非常に高い。
■災害時のトリアージで最優先治療群のトリアージタッグはどれか。
1.赤2.黄
3.黒
4.緑
【正解】1
1.(○)緊急群
2.(×)準緊急群
3.(×)死亡群
4.(×)軽症群
2.(×)準緊急群
3.(×)死亡群
4.(×)軽症群
■労働基準法で原則として定められている休憩時間を除く1週間の労働時間はどれか。
1.30時間を超えない2.40時間を超えない
3.50時間を超えない
4.60時間を超えない
【正解】2
1.(×)
2.(○)労働基準法によると、「使用者は原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはならない」とある。
3.(×)
4.(×)
2.(○)労働基準法によると、「使用者は原則として、1日に8時間、1週間に40時間を超えて労働させてはならない」とある。
3.(×)
4.(×)
■成人の1日の平均尿量はどれか。
1.100ml以下2.200ml~400ml
3.1,000~1,500ml
4.3,000ml以上
【正解】3
1.(×)100ml/日以下を無尿という。
2.(×)400ml/日以下を乏尿という。
3.(○)1,000~1,500ml/日は成人の平均的な尿量である。
4.(×)2,500ml/日以上を多尿という。
2.(×)400ml/日以下を乏尿という。
3.(○)1,000~1,500ml/日は成人の平均的な尿量である。
4.(×)2,500ml/日以上を多尿という。
■平成23年(2011年)における主要死因別にみた死亡率が最も高いのはどれか。
1.肺炎2.心疾患
3.悪性新生物
4.脳血管疾患
【正解】3
1.(×)肺炎は死因の第3位である。脳血管疾患を抜いて3位となった。
2.(×)心疾患は死因の第2位である。
3.(○)悪性新生物は死因の第1位である。
4.(×)脳血管疾患は死因の第4位である。
2.(×)心疾患は死因の第2位である。
3.(○)悪性新生物は死因の第1位である。
4.(×)脳血管疾患は死因の第4位である。
■循環式浴槽の水質汚染によって発生するのはどれか。
1.B型肝炎2.マラリア
3.レジオネラ肺炎
4.後天性免疫不全症候群(AIDS)
【正解】3
1.(×)B型肝炎は、肝細胞内で増殖し、血液等を介して感染する。
2.(×)マラリアは、赤血球のなかで増殖し、ハマダラ蚊の媒介で感染する。
3.(○)レジオネラ肺炎は循環式浴槽の水質汚染等で、病原体を吸入して発症する。
4.(×)後天性免疫不全症候群は、免疫細胞のなかで増殖し、血液等を介して感染する。
2.(×)マラリアは、赤血球のなかで増殖し、ハマダラ蚊の媒介で感染する。
3.(○)レジオネラ肺炎は循環式浴槽の水質汚染等で、病原体を吸入して発症する。
4.(×)後天性免疫不全症候群は、免疫細胞のなかで増殖し、血液等を介して感染する。
■医師の指示を受けて看護師が行うことのできる業務はどれか。
1.薬剤の処方2.死亡の判定
3.静脈内注射
4.診断書の交付
【正解】3
1.(×)医師の業務である、
2.(×)医師の業務である。
3.(○)「保健師助産師看護師法」による看護業務の規定は、「傷病者もしくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助」である。このうち、静脈内注射は「診療の補助」に規定され、医師の指示によって看護師が行うことができる。
4.(×)医師の業務である。
2.(×)医師の業務である。
3.(○)「保健師助産師看護師法」による看護業務の規定は、「傷病者もしくはじょく婦に対する療養上の世話又は診療の補助」である。このうち、静脈内注射は「診療の補助」に規定され、医師の指示によって看護師が行うことができる。
4.(×)医師の業務である。
■呼吸困難がある患者の安楽な体位はどれか。
1.起座位2.仰臥位
3.砕石位
4.骨盤高位
【正解】1
1.(○)起座位になると、横隔膜が下がって呼吸面積が増加するので呼吸しやすくなる。
2.(×)仰臥位では横隔膜が挙上し、呼吸面積が少なくなるため呼吸困難が改善されない。
3.(×)砕石位では横隔膜が下がって呼吸面積が増加するので呼吸しやすくなる。
4.(×)骨盤高位では横隔膜が下がって呼吸面積が増加するので呼吸しやすくなる。
2.(×)仰臥位では横隔膜が挙上し、呼吸面積が少なくなるため呼吸困難が改善されない。
3.(×)砕石位では横隔膜が下がって呼吸面積が増加するので呼吸しやすくなる。
4.(×)骨盤高位では横隔膜が下がって呼吸面積が増加するので呼吸しやすくなる。
■主観的情報はどれか。
1.呼吸数2.飲水量
3.苦悶様の顔ぼう
4.息苦しさの訴え
【正解】4
1.(×)客観的情報である。
2.(×)客観的情報である。
3.(×)客観的情報である。
4.(○)主観的情報である。
2.(×)客観的情報である。
3.(×)客観的情報である。
4.(○)主観的情報である。
■鎖骨下静脈へ中心静脈カテーテルを挿入する際に起こりやすい合併症はどれか。
1.肺炎2.気胸
3.嗄声
4.無気肺
【正解】2
1.(×)
2.(○)鎖骨下静脈の後ろに肺尖部があり、カテーテルの先端が傷つけて気胸を発症することがある。
3.(×)
4.(×)
2.(○)鎖骨下静脈の後ろに肺尖部があり、カテーテルの先端が傷つけて気胸を発症することがある。
3.(×)
4.(×)
■Open-ended question〈開かれた質問〉はどれか。
1.「食欲はありますか」2.「昨晩は眠れましたか」
3.「心配なことは何ですか」
4.「階段をのぼることはできますか」
【正解】3
1.(×)「はい・いいえ」で回答できる「閉じられた質問」である。
2.(×)「はい・いいえ」で回答できる「閉じられた質問」である。
3.(○)相手が自由に回答できる「開かれた質問」である。
4.(×)「はい・いいえ」で回答できる「閉じられた質問」である。
2.(×)「はい・いいえ」で回答できる「閉じられた質問」である。
3.(○)相手が自由に回答できる「開かれた質問」である。
4.(×)「はい・いいえ」で回答できる「閉じられた質問」である。
■1回の気管内吸引時間で適切なのはどれか。
1.10~15秒以内2.20~25秒以内
3.30~35秒以内
4.40~45秒以内
【正解】1
1.(○)1回の気管内吸引時間は10~15秒の範囲であり、それを超えると低酸素状態に陥る危険性がある。
2.(×)
3.(×)
4.(×)
2.(×)
3.(×)
4.(×)
■自己実現の欲求はどれか。
1.自分の能力を生かしたい。2.集団に所属したい。
3.痛みを避けたい。
4.尊重されたい。
5.休みたい。
【正解】1
1.(○)「自分の能力を生かしたい」のは自己実現の欲求で、欲求階層説の最上部の欲求である。
2.(×)「集団に所属したい」のは愛と所属の欲求である。
3.(×)「痛みを避けたい」のは生理的欲求である。
4.(×)「尊重されたい」は承認の欲求である。
5.(×)「休みたい」は安全の欲求である。
2.(×)「集団に所属したい」のは愛と所属の欲求である。
3.(×)「痛みを避けたい」のは生理的欲求である。
4.(×)「尊重されたい」は承認の欲求である。
5.(×)「休みたい」は安全の欲求である。
■老年期の身体機能の変化で正しいのはどれか。
1.視野は拡大する。2.味覚は敏感になる。
3.唾液の量は増加する。
4.胃液の分泌は減少する。
【正解】4
1.(×)視野は狭くなる。
2.(×)味覚は鈍感になり、特に塩味で著しい。
3.(×)唾液の量が減少する。
4.(○)胃液の分泌量が減少し、消化機能が低下する。
2.(×)味覚は鈍感になり、特に塩味で著しい。
3.(×)唾液の量が減少する。
4.(○)胃液の分泌量が減少し、消化機能が低下する。
■外分泌器官はどれか。
1.涙腺2.甲状腺
3.胸腺
4.副腎
【正解】1
1.(○)涙腺は外分泌器官である。
2.(×)甲状腺はホルモン分泌する内分泌器官である。
3.(×)胸腺はTリンパ球の分化・成熟に関与するリンパ組織である。
4.(×)副腎には髄質・皮質があり、いずれもホルモンを分泌する内分泌器官である。
2.(×)甲状腺はホルモン分泌する内分泌器官である。
3.(×)胸腺はTリンパ球の分化・成熟に関与するリンパ組織である。
4.(×)副腎には髄質・皮質があり、いずれもホルモンを分泌する内分泌器官である。
■抗癌薬の有害な作用で起こりやすいのはどれか。
1.嘔吐2.失禁
3.高血糖
4.光線過敏
【正解】1
1.(○)嘔吐などの消化器症状がみられる。
2.(×)失禁はみられない。
3.(×)血糖への影響はない。
4.(×)光線過敏症の頻度は少ない。
2.(×)失禁はみられない。
3.(×)血糖への影響はない。
4.(×)光線過敏症の頻度は少ない。
■成人患者に浣腸を行うときの患者の体位で適切なのはどれか。
1.坐位2.仰臥位
3.右側臥位
4.左側臥位
【正解】4
1.(×)直腸を傷つける危険性がある。
2.(×)左側臥位が困難な場合に用いる体位である。
3.(×)直腸を傷つける危険性がある。
4.(○)左側臥位にすると腸の走行に沿ってノズルを挿入するすることができ、直腸を傷つける危険性が少ない。
2.(×)左側臥位が困難な場合に用いる体位である。
3.(×)直腸を傷つける危険性がある。
4.(○)左側臥位にすると腸の走行に沿ってノズルを挿入するすることができ、直腸を傷つける危険性が少ない。
■関節軟骨を構成する成分で最も多いのはどれか。
1.アクチン2.ミオシン
3.ケラチン
4.コラーゲン
5.グリコゲン
【正解】4
1.2.(×)筋原繊維を構成する蛋白質である。細いフィラメントを形成するのがアクチン、太いフィラメントを形成するのがミオシンである。
3.(×)毛髪や爪、皮膚の角質を形成する蛋白質である。
4.(○)コラーゲンは動物性の結合組織の主成分で、真皮、腱、軟骨などに多く含まれる。
5.(×)肝臓と筋肉に蓄えられる多糖類である。
3.(×)毛髪や爪、皮膚の角質を形成する蛋白質である。
4.(○)コラーゲンは動物性の結合組織の主成分で、真皮、腱、軟骨などに多く含まれる。
5.(×)肝臓と筋肉に蓄えられる多糖類である。
■成人男性の直腸診で腹側に鶏卵大の臓器を触れた。この臓器はどれか。
1.副腎2.膀胱
3.精巣
4.前立腺
【正解】4
1.(×)両腎臓の上部に接して後腹膜腔にあるため直腸診では触れない。
2.(×)骨盤内腔の恥骨の裏側に存在し、直腸診では腫瘤が触れることがある。
3.(×)陰嚢の中にある1対の器官で直腸診では触れない。
4.(○)男性の膀胱出口に尿道を取り囲むようにあり、直腸診で鶏卵大で触れる。
2.(×)骨盤内腔の恥骨の裏側に存在し、直腸診では腫瘤が触れることがある。
3.(×)陰嚢の中にある1対の器官で直腸診では触れない。
4.(○)男性の膀胱出口に尿道を取り囲むようにあり、直腸診で鶏卵大で触れる。
■心臓の自動的収縮について正しいのはどれか。
1.運動神経で促進される2.興奮を伝える刺激伝導系がある
3.ペースメーカーはヒス束である
4.中脳の血管運動中枢による支配を受ける
【正解】2
1.(×)自律神経のうち交感神経で促進される。
2.(○)興奮を伝える刺激伝導系がある。
3.(×)ペースメーカーは洞結節である。
4.(×)延髄の循環中枢による支配を受ける
2.(○)興奮を伝える刺激伝導系がある。
3.(×)ペースメーカーは洞結節である。
4.(×)延髄の循環中枢による支配を受ける
■視床下部の機能で正しいのはどれか2つ選べ。
1.感覚系上行路の中継核2.長期記憶の形成
3.摂食行動の調節
4.飲水行動の調節
5.姿勢の調節
【正解】3,4
1.(×)感覚系上行路の中継核は視床にある。
2.(×)大脳の機能である。
3.(○)視床下部は、摂食・飲水・体温調節・性欲等の中枢である。
4.(○)視床下部は、摂食・飲水・体温調節・性欲等の中枢である。
5.(×)姿勢の調節は中脳の機能である。
2.(×)大脳の機能である。
3.(○)視床下部は、摂食・飲水・体温調節・性欲等の中枢である。
4.(○)視床下部は、摂食・飲水・体温調節・性欲等の中枢である。
5.(×)姿勢の調節は中脳の機能である。
■低体温からの回復に伴う生体の反応はどれか。
1.廃用2.発汗
3.ふるえ
4.乳酸の蓄積
【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
■高齢者で発症頻度が増加するのはどれか。
1.急性虫垂炎2.クローン病
3.十二指腸潰瘍
4.逆流性食道炎
【正解】4
1.(×)急性虫垂炎は、学童期から成人にかけて発症しやすい。
2.(×)クローン病は、10歳代後半から30歳代の若年者に多いといわれている。
3.(×)十二指腸潰瘍は、若年者に多いといわれている。
4.(○)逆流性食道炎は、食道と胃の間にある括約筋が緩くなることで胃酸が食道に逆流し、食道下部に炎症を生じさせる疾患である。加齢にともない発症率が増加する。
2.(×)クローン病は、10歳代後半から30歳代の若年者に多いといわれている。
3.(×)十二指腸潰瘍は、若年者に多いといわれている。
4.(○)逆流性食道炎は、食道と胃の間にある括約筋が緩くなることで胃酸が食道に逆流し、食道下部に炎症を生じさせる疾患である。加齢にともない発症率が増加する。
■感染症と病原体の組み合わせで正しいのはどれか。
1.つつが虫病ー真菌2.帯状疱疹ーウィルス
3.伝染性腸炎ーリケッチア
4.オウム病ースピロヘータ
【正解】2
1.(×)つつが虫病の病原体はリケッチアである。
2.(○)帯状疱疹は、水痘・帯状ヘルペスウィルスの感染によるものであり、正しい。
3.(×)伝染性腸炎の病原体はウィルスである。
4.(×)オウム病はクラミジアの感染による。
2.(○)帯状疱疹は、水痘・帯状ヘルペスウィルスの感染によるものであり、正しい。
3.(×)伝染性腸炎の病原体はウィルスである。
4.(×)オウム病はクラミジアの感染による。
■発がん因子でないのはどれか。
1.たばこ2.エックス線
3.アスベスト
4.コール夕ール
5.A型肝炎ウイルス
【正解】5
1.(×)発がん因子とは、がん原性が認められた化学物質であり、タバコ製品は認められている。
2.(×)エックス線照射はあげられている。
3.(×)アスベストは、悪性中皮腫や肺癌を起こす可能性であげられている。
4.(×)コールタールは混合物として、グループ1にあげられている。
5.(○)A型肝炎ウイルスは発がん因子ではない。B・C型肝炎ウイルスはあげられている。
2.(×)エックス線照射はあげられている。
3.(×)アスベストは、悪性中皮腫や肺癌を起こす可能性であげられている。
4.(×)コールタールは混合物として、グループ1にあげられている。
5.(○)A型肝炎ウイルスは発がん因子ではない。B・C型肝炎ウイルスはあげられている。
■母乳が主な感染経路となるのはどれか。
1.成人T細胞白血病(ALL)ウイルス2.単純ヘルペスウイルス(HSV)
3.サイトメガロウイルス
4.風疹ウイルス
【正解】1
1.(○)母乳から乳児に感染する。
2.(×)単純ヘルペスウィルスは接触感染で感染する。
3.(×)サイトメガロウィルスは、接触感染で感染する。
4.(×)風疹ウィルスは胎盤を介して血行性に胎児に感染する。
2.(×)単純ヘルペスウィルスは接触感染で感染する。
3.(×)サイトメガロウィルスは、接触感染で感染する。
4.(×)風疹ウィルスは胎盤を介して血行性に胎児に感染する。
■日和見感染の起炎菌はどれか2つ選べ。
1.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)2.インフルエンザ菌
3.A群溶連菌
4.髄膜炎菌
5.緑膿菌
【正解】1,5
1.(○)MRSAは皮膚や咽頭部の常在菌で、日和見感染の原因菌である。
2.(×)インフルエンザ菌は健康な人にも感染する。
3.(×)A群溶連菌は健康な人にも感染する。
4.(×)髄膜炎菌は健康な人にも感染する。
5.(○)緑膿菌は環境の常在菌で、日和見感染の原因菌となる。
2.(×)インフルエンザ菌は健康な人にも感染する。
3.(×)A群溶連菌は健康な人にも感染する。
4.(×)髄膜炎菌は健康な人にも感染する。
5.(○)緑膿菌は環境の常在菌で、日和見感染の原因菌となる。
■温罨法の作用で正しいのはどれか。
1.平滑筋が緊張する。2.局所の血管が収縮する。
3.細胞の新陳代謝を抑制する。
4.知覚神経の興奮を鎮静する。
【正解】4
1.(×)平滑筋を弛緩させ、リラックス効果をもたらす。
2.(×)局所の血管を拡張させる。
3.(×)細胞の新陳代謝は盛んになる。
4.(○)知覚神経の興奮は鎮静する。
2.(×)局所の血管を拡張させる。
3.(×)細胞の新陳代謝は盛んになる。
4.(○)知覚神経の興奮は鎮静する。
■貧血がなく、体温36.5℃、血液pH7.4の場合、動脈血酸素飽和度(SaO2)90%のときの動脈血酸素分圧(paO2)はどれか。
1.50Torr2.60Torr
3.70Torr
4.80Torr
【正解】2
2.(○)動脈血酸素分圧(動脈血中の酸素の量)が60Torrのとき、動脈血酸素飽和度(ヘモグロビンに占める酸化ヘモグロビンの割合)が約90%となる。
■スタンダードプリコーションの対象はどれか。2つ選べ。
1.汗2.頭髪
3.唾液
4.傷のない皮膚
5.傷のない粘膜
【正解】3,5
1.(×)汗は感染源として扱わない。
2.(×)頭髪は感染源として扱わない。
3.(○)唾液は感染源として扱う。
4.(×)傷のない皮膚は感染源として扱わない。
5.(○)粘膜は傷のあるなしに関わらず感染源として扱う。
2.(×)頭髪は感染源として扱わない。
3.(○)唾液は感染源として扱う。
4.(×)傷のない皮膚は感染源として扱わない。
5.(○)粘膜は傷のあるなしに関わらず感染源として扱う。
■身長160㎝、体重64㎏である成人のBMIを求めよ。ただし、小数点以下の「数値が得られた場合には小数点以下第1位を四捨五入すること。
1.02.0
3.0
4.0
【正解】25
BMI=体重(kg)/身長(m)×身長(m)、64.0/1.6×1.6=25
■輸液の滴下速度の調節について正しいのはどれか。
1.滴下速度は腕を曲げた状態で調節する。2.クレンメをゆるめると滴下速度は速くなる。
3.心臓の疾患のある患者には滴下速度を速くする。
4.点滴本体の位置を高くすると滴下速度は遅くなる。
【正解】2
1(×)滴下速度は、点滴が最も速く落ちる体位で合わせる。腕を曲げた状態で合わせた場合、腕を伸ばした場合に速度が速くなる。また、立位で合わせた場合、仰臥位になった場合に速度が速くなることがある。
2(○)クレンメとは、点滴の滴下速度を調節するためのものであり、ゆるめると滴下速度は速くなり、閉めると遅くなる。点滴本体がびんなどの場合、本体にエアー針を刺さなければ滴下しにくくなる。
3(×)心臓に疾患がある患者の場合、点滴を速く滴下させると心臓に負担がかかるため危険である。滴下時間と量をきちんと計算し、遅れていても速めたりしてはならない。
4(×)点滴の本体の高さを高くすると重力などの影響で滴下速度が速くなる。点滴挿入部と本体の距離が小さいほど滴下は遅くなる。つまり仰臥位よりも座位、座位よりも立位の方が滴下の速度は遅くなる。
■娘夫婦と3人暮らしの寝たきりの高齢者。会話は可能。介護している娘は交換後のオムツをベッド上に放置している。娘は「最近世話をしているとイライラする。夫とろくに話をする時間がない。もう母の顔も見たくない」と訪問看護師に訴えた。介護者の状況で最も考えられるものはどれか。
1.夫への不満2.強度の心身の疲労
3.母への身体的虐待
4.オムツを購入できない経済状況
【正解】2
1.(×)問題の結果、夫と話す時間がないのであって、話す時間がないことが問題を発生させているとは考えにくい
。
2.(○)介護者である娘はイライラしており、もう母親の顔も見たくないと訪問看護師に訴えていることから、介護による強度の心身の疲労が考えられる。
3.(×)交換後のオムツをベッド上に放置してある状況ではあっても、母親への身体的な虐待には至っていないと考えられる。
4.(×)オムツ交換もしており、経済的に困っている状況は見受けられない。
2.(○)介護者である娘はイライラしており、もう母親の顔も見たくないと訪問看護師に訴えていることから、介護による強度の心身の疲労が考えられる。
3.(×)交換後のオムツをベッド上に放置してある状況ではあっても、母親への身体的な虐待には至っていないと考えられる。
4.(×)オムツ交換もしており、経済的に困っている状況は見受けられない。
■在宅中心静脈栄養を行っている患者。介護者への指導で適切なのはどれか。
1.輸液中は体動を制限する。2.療養者の入浴は行わない。
3.滴下しているのを確認する。
4.カテーテル刺入部の消毒は月1回行う。
【正解】3
1.(×)患者のADLをできるだけ妨げないように輸液ルートの長さや接続部の固定を工夫する。
2.(×)カテーテル挿入部とフィルター部分を被覆用ドレッシングで保護することによって入浴も可能となる。
3.(○)滴下が停止してしまうとカテーテル内に血栓が形成されて閉塞してしまうことがある。閉塞してしまうとカテーテル抜去や再挿入が必要になる。
4.(×)カテーテル挿入部の消毒は週に2回以上とする。
2.(×)カテーテル挿入部とフィルター部分を被覆用ドレッシングで保護することによって入浴も可能となる。
3.(○)滴下が停止してしまうとカテーテル内に血栓が形成されて閉塞してしまうことがある。閉塞してしまうとカテーテル抜去や再挿入が必要になる。
4.(×)カテーテル挿入部の消毒は週に2回以上とする。
■Aさん(70歳、男性)は、65歳の妻と2人で暮らしている。Aさんは67歳のときに安静時に振戦が現れ、パーキンソン病と診断された。ヤールの重症度分類ステージIIIで、要介護3である。Aさんの症状として、仮面様顔貌、小刻み歩行および前傾姿勢がある。歩行練習を行っており、排泄は時間はかかるが自分でできている。Aさんの長男夫婦は車で1時間のところに住んでおり、週末に様子を見にきている。Aさんは訪問看護を2週間に1回利用している。
Aさんは、ドパミン受容体刺激薬とレボドパ〈L-dopa〉を内服している。妻から「まったく動けない時もあれば、目を離している間に動いて、転んでいることもある」と訴えがあった。Aさんへの対応に関する妻への訪問看護師の指導で適切なのはどれか。
1.「内服と症状との関連を観察しましょう」2.「副作用が出ているので、お薬を止めましょう」
3.「お薬が効いてきたら、好きなようにさせてあげましょう」
4.「転倒の危険があるので、目を離さないようにしましょう」
【正解】1
1.(○)内服してから効果が出てくるまでの時間や効果が切れる時間を確認する必要がある。
2.(×)薬は中断せず、気になる副作用は医師に相談する。
3.(×)薬の効き目が突然切れることも考えられるので、Aさんに好きな行動をなんでもとらせることは控える。
4.(×)まずは薬の服用時間と作用時間の関係を明らかにすることが先決である。
2.(×)薬は中断せず、気になる副作用は医師に相談する。
3.(×)薬の効き目が突然切れることも考えられるので、Aさんに好きな行動をなんでもとらせることは控える。
4.(×)まずは薬の服用時間と作用時間の関係を明らかにすることが先決である。
■Aさん(70歳、男性)は、65歳の妻と2人で暮らしている。Aさんは67歳のときに安静時に振戦が現れ、パーキンソン病と診断された。ヤールの重症度分類ステージIIIで、要介護3である。Aさんの症状として、仮面様顔貌、小刻み歩行および前傾姿勢がある。歩行練習を行っており、排泄は時間はかかるが自分でできている。Aさんの長男夫婦は車で1時間のところに住んでおり、週末に様子を見にきている。Aさんは訪問看護を2週間に1回利用している。
妻は「今後もできる限り自宅で介護したいが、病状が進行してどんどん動けなくなってきて不安です。機能訓練すれば動けるようになるかしら」と話した。妻の不安を緩和するための訪問看護師の行動で適切なのはどれか。
1.長男夫婦に平日の機能訓練を依頼する。2.サービス担当者会議の開催を提案する。
3.もう少しがんばって介護するように妻を励ます。
4.訪問リハビリテーションの適応ではないと話す。
【正解】2
1.(×)長男夫婦の都合を考慮せずに機能訓練を依頼してはならない。
2.(○)Aさんと妻およびサービス担当者間で、今後の方針やサービス内容について再検討する必要がある。
3.(×)「がんばれ」と励ますことは、将来に不安を覚えている妻をよけいに不安がらせることになる。
4.(×)主治医やリハビリテーション担当者などの意見も聞いた上で判断するべきである。
2.(○)Aさんと妻およびサービス担当者間で、今後の方針やサービス内容について再検討する必要がある。
3.(×)「がんばれ」と励ますことは、将来に不安を覚えている妻をよけいに不安がらせることになる。
4.(×)主治医やリハビリテーション担当者などの意見も聞いた上で判断するべきである。
■Aさん(70歳、男性)は、65歳の妻と2人で暮らしている。Aさんは67歳のときに安静時に振戦が現れ、パーキンソン病と診断された。ヤールの重症度分類ステージIIIで、要介護3である。Aさんの症状として、仮面様顔貌、小刻み歩行および前傾姿勢がある。歩行練習を行っており、排泄は時間はかかるが自分でできている。Aさんの長男夫婦は車で1時間のところに住んでおり、週末に様子を見にきている。Aさんは訪問看護を2週間に1回利用している。転倒を予防するために、Aさんと妻に対して行う訪問看護師の指導で適切なのはどれか、2つ選べ。
1.なるべく家の中で過ごす。2.方向転換はすばやく行う。
3.夜間はポータブルトイレを利用する。
4.動きが遅いときには歩行練習を増やす。
5.歩行を開始する時は、妻がかけ声をかける。
【正解】3,5
1.(×)意識的に歩行するなどで、運動能力を維持する必要がある。家の中だけで過ごすのは望ましくない。
2.(×)姿勢障害があり転倒しやすいため、方向転換はゆっくり行う。
3.(○)排せつに時間がかかるため、夜間はポータブルトイレを利用する。
4.(×)あくまで患者のペースにあった歩行訓練が重要である。
5.(○)かけ声や音楽などのリズムに乗って歩行練習をすると効果的である。
2.(×)姿勢障害があり転倒しやすいため、方向転換はゆっくり行う。
3.(○)排せつに時間がかかるため、夜間はポータブルトイレを利用する。
4.(×)あくまで患者のペースにあった歩行訓練が重要である。
5.(○)かけ声や音楽などのリズムに乗って歩行練習をすると効果的である。
■壮年期の特徴はどれか。
1.味覚の感度の向上2.総合的判断力の向上
3.早朝覚醒による睡眠障害
4.骨量増加による体重の増加
【正解】2
1.(×)味覚の感度は乳幼児期が最も高く、以後、徐々に低下する。
2.(○)知識と経験が統合され、総合判断力が向上する。
3.(×)老年期の特徴である。眠りが浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒などが起こる。
4.(×)基礎代謝率の低下が原因で、体重が増加しやすくなる。
2.(○)知識と経験が統合され、総合判断力が向上する。
3.(×)老年期の特徴である。眠りが浅くなり、中途覚醒や早朝覚醒などが起こる。
4.(×)基礎代謝率の低下が原因で、体重が増加しやすくなる。
■成人期で、加齢に伴い糖尿病を発症しやすくなる原因はどれか。
1.腎機能の低下2.免疫機能の低下
3.動脈硬化の悪化
4.インスリン感受性の低下
【正解】4
1.(×)腎機能低下と糖尿病の発症は関係がない。
2.(×)免疫機能の低下と糖尿病の発症は関係がない。
3.(×)加齢によって動脈硬化が進展するが、それが原因で糖尿病になることはない。
4.(○)加齢に伴い、インスリンの感受性が低下し、インスリンが効きにくくなるため、細胞への血糖のとりこみが減少し、血糖値が上昇する。
2.(×)免疫機能の低下と糖尿病の発症は関係がない。
3.(×)加齢によって動脈硬化が進展するが、それが原因で糖尿病になることはない。
4.(○)加齢に伴い、インスリンの感受性が低下し、インスリンが効きにくくなるため、細胞への血糖のとりこみが減少し、血糖値が上昇する。
■塗装工事を行っていた作業員が頭痛を訴え嘔吐し、意識を消失して病院に搬入された。最も考えられるのはどれか。
1.サリン中毒2.ボツリヌス中毒
3.パラコート中毒
4.トリクロロエチレン中毒
【正解】4
1.(×)サリンは、毒ガスの一種であり、塗装工場で用いられることはない。
2.(×)ボツリヌス菌は、食中毒を引き起こす嫌気性菌である。
3.(×)パラコートは、農薬に含まれる。
4.(○)トリクロロエチレンは、塗装工程で用いられる有機溶剤で、急性中毒として中枢神経抑制作用がある。
2.(×)ボツリヌス菌は、食中毒を引き起こす嫌気性菌である。
3.(×)パラコートは、農薬に含まれる。
4.(○)トリクロロエチレンは、塗装工程で用いられる有機溶剤で、急性中毒として中枢神経抑制作用がある。
■開腹術後の患者で機械的イレウスを疑うのはどれか。
1.排ガスの停止2.白血球数の減少
3.腸管のけいれん
4.アンモニア臭の吐物
【正解】1
1.(○)排ガスの停止や、腹部膨満などが出現する。
2.(×)白血球数は減少しない。
3.(×)腸管のけいれんはみられない。
4.(×)腸内容物が肛門側に移動せず、口側にこみ上げて嘔吐するため、糞臭のする吐物がみられる。
2.(×)白血球数は減少しない。
3.(×)腸管のけいれんはみられない。
4.(×)腸内容物が肛門側に移動せず、口側にこみ上げて嘔吐するため、糞臭のする吐物がみられる。
■肺気腫の患者への日常生活の指導で適切なのはどれか。
1.胸式呼吸2.水分の制限
3.低カロリー食の摂取
4.下肢の筋力トレーニング
【正解】4
1.(×)肺気腫患者は、胸郭が拡大しており、胸式呼吸は困難である。そのため、腹式呼吸を指導する。
2.(×)呼気や痰の喀出が困難になり、呼吸器合併症を発症しやすい。痰の喀出が容易になるように水分摂取を勧める。
3.(×)呼吸が困難になり、呼吸運動にエネルギーを消費するようになるため、高カロリー食を摂取させる。
4.(○)活動量が低下し、廃用症候群になりやすいので、歩行などを進め、下肢の筋力が低下しないようにする。
2.(×)呼気や痰の喀出が困難になり、呼吸器合併症を発症しやすい。痰の喀出が容易になるように水分摂取を勧める。
3.(×)呼吸が困難になり、呼吸運動にエネルギーを消費するようになるため、高カロリー食を摂取させる。
4.(○)活動量が低下し、廃用症候群になりやすいので、歩行などを進め、下肢の筋力が低下しないようにする。
■Aさん(75歳男性)は1人で暮らしている。Aさんは耳鳴りが気になり耳鼻科を受診したところ老人性難聴と診断された。Aさんは医師から補聴器の使用を勧められたが「どうせ1人で誰とも話さないから必要ない。生活していて不便なことはない」と言う。Aさんへの説明として適切なのはどれか。
1.難聴は治りますよ2.文字盤を利用しましょう
3.一度補聴器を試してみましょう
4.聞こえないとますます孤立しますよ
【正解】3
1.(×)「難聴は治る」と安易に励まさない。
2.(×)全く聞こえなくなってしまったわけではないので、文字盤は必要ない。
3.(○)「補聴器を使う」ということに抵抗を感じているようなので、補聴器について知ってもらう目的で試してもらうことを勧める。
4.(×)患者は本当は「孤立」を恐れていると思われるので、追い込むような発言はしない。
2.(×)全く聞こえなくなってしまったわけではないので、文字盤は必要ない。
3.(○)「補聴器を使う」ということに抵抗を感じているようなので、補聴器について知ってもらう目的で試してもらうことを勧める。
4.(×)患者は本当は「孤立」を恐れていると思われるので、追い込むような発言はしない。
■老人性皮膚掻痒症について正しいのはどれか。
1.感染が原因である2.高温多湿な夏季に多発する
3.硫黄入り入浴剤の使用で改善する
4.入浴後に保湿クリームの使用を勧める
【正解】4
1.(×)皮膚の乾燥が原因である。
2.(×)空気が乾燥する冬季に起こりやすい。
3.(×)硫黄成分は皮膚への刺激が強い。
4.(○)入浴直後の保湿クリーム塗布が効果がある。
2.(×)空気が乾燥する冬季に起こりやすい。
3.(×)硫黄成分は皮膚への刺激が強い。
4.(○)入浴直後の保湿クリーム塗布が効果がある。
■高齢者のうつ病の説明で正しいのはどれか。
1.電気けいれん療法は行わない2.認知症との区別はつきやすい
3.三環系抗うつ薬を第一選択薬とする
4.若年者と比べて身体症状の訴えが多い
【正解】4
1.(×)重度のうつ病の場合は、電気けいれん療法を行うこともある。
2.(×)症状のひとつとして記憶障害などが出現することがあり、認知症との鑑別が必要になる。
3.(×)うつ病には、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)またはセロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害剤(SNRI)などが第一選択として用いられる。
4.(○)食欲不振や便秘、腰痛など、身体症状として表現されることが多い。
2.(×)症状のひとつとして記憶障害などが出現することがあり、認知症との鑑別が必要になる。
3.(×)うつ病には、選択的セロトニン再取り込み阻害剤(SSRI)またはセロトニン・ノルエピネフリン再取り込み阻害剤(SNRI)などが第一選択として用いられる。
4.(○)食欲不振や便秘、腰痛など、身体症状として表現されることが多い。
■高齢者が自身の終末期における生き方や死の迎え方の意向を表示する方法としてのアドバンスディレクティブ(事前指示)について正しいのはどれか。
1.法的な拘束力がある2.代理人を指名できない
3.口頭や文書で意思表示できる
4.財産の管理者の指定ができる
【正解】3
1.(×)法的な拘束力はない。
2.(×)代理人を指名できる。
3.(○)口頭や文書で意思表示できる。
4.(×)判断を依頼するのは、本人が意思決定できないときの医療処置についてであり、財産管理については判断の対象になっていない。
2.(×)代理人を指名できる。
3.(○)口頭や文書で意思表示できる。
4.(×)判断を依頼するのは、本人が意思決定できないときの医療処置についてであり、財産管理については判断の対象になっていない。
■高齢者の蛋白質、エネルギー低栄養状態(protein-energy malnutrition:PEM)について正しいのはどれか。
1.体脂肪の消耗はみられない2.要介護度が高いほどPEM発症率は高い
3.PEMの発症率は心疾患によるものが最も高い
4.栄養指導は血清アルブミン3.7g/dl以下である
【正解】2
1.(×)体脂肪や筋肉の消耗がみられる。
2.(○)要介護度が高いほどPEM発症率は高い。
3.(×)脳血管障害等で嚥下障害を伴うと栄養状態が悪化しやすい。
4.(×)血清アルブミン3.5g/dl以下をPEMとし、栄養指導の対象とする。
2.(○)要介護度が高いほどPEM発症率は高い。
3.(×)脳血管障害等で嚥下障害を伴うと栄養状態が悪化しやすい。
4.(×)血清アルブミン3.5g/dl以下をPEMとし、栄養指導の対象とする。
■A君(8歳男児)。公園から自転車で帰宅途中に転倒し、利き腕である右ひじを強打した。疼痛と腫脹とがあり受診した。単純エックス線撮影の結果、右上腕骨穎上骨折と診断され、治療のために入院した。
A君の上腕から手関節までシーネ固定を行った。 患肢の観察項目で最も優先度が高いのはどれか。
1.知覚2.かゆみ
3.出血量
4.関節拘縮
【正解】1
1.(○)末梢神経障害の有無を指先の知覚から確認する。
2.(×)かゆみの優先順位は低い。
3.(×)単純骨折(皮下で骨折)のため、出血量は確認できない。
4.(×)関節拘縮は、固定後1週間以上経過後に出現する。
2.(×)かゆみの優先順位は低い。
3.(×)単純骨折(皮下で骨折)のため、出血量は確認できない。
4.(×)関節拘縮は、固定後1週間以上経過後に出現する。
■A君(8歳男児)。公園から自転車で帰宅途中に転倒し、利き腕である右ひじを強打した。疼痛と腫脹とがあり受診した。単純エックス線撮影の結果、右上腕骨穎上骨折と診断され、治療のために入院した。
入院後2日。全身麻酔下で骨接合術が施行され、再び上腕から手関節までシーネ固定を行った。術後の全身状態は安定しており、夕食から食事が開始された。 このときのA君の食事摂取の方法で最も適切なのはどれか。
1.側臥位で摂取する2.流動食を摂取する
3.左手を使って摂取する
4.右手を使って摂取する
【正解】3
1.(×)座位が可能である。
2.(×)全粥あるいは常食が可能である。
3.(○)利き手交換が必要である。
4.(×)患肢は安静が必要である。
2.(×)全粥あるいは常食が可能である。
3.(○)利き手交換が必要である。
4.(×)患肢は安静が必要である。
■A君(8歳男児)。公園から自転車で帰宅途中に転倒し、利き腕である右ひじを強打した。疼痛と腫脹とがあり受診した。単純エックス線撮影の結果、右上腕骨穎上骨折と診断され、治療のために入院した。
術後8日、上腕から手関節までギプス固定を行った。術後10日に退院し、5週後に外来で抜釘術を行う予定である。退院指導で適切なのはどれか。
1.外での遊びに制限はない2.ギプスがとれるまで入浴しない
3.患肢に痛みがあるときは受診する
4.患側の指先に冷感があるときは温める
【正解】3
1.(×)患肢を使わない遊びなら可能。
2.(×)ギプスが濡れないようにして入浴が可能。
3.(○)患肢の痛みは神経障害の可能性がある。
4.(×)末梢循環障害の可能性があるため、受診する。
2.(×)ギプスが濡れないようにして入浴が可能。
3.(○)患肢の痛みは神経障害の可能性がある。
4.(×)末梢循環障害の可能性があるため、受診する。
■乳児の心拍測定について正しいのはどれか2つ選べ。
1.心拍数110/分は正常である2.聴診ではⅠ音とⅡ音で2心拍となる
3.バスタオルで体幹および四肢を固定して測定する
4.呼吸周期に関連した心拍リズムの不正は異常である
5.聴診器が接触した際の冷感による心拍数の変動に気をつける
【正解】1,5
1.(○)心拍数は110~130/分である。
2.(×)聴診ではⅠ音とⅡ音で1心拍となる。
3.(×)四肢を固定する必要はない。
4.(×)呼吸周期に関連した心拍リズムの不整は生理的にみられる。
5.(○)聴診器の冷感刺激が心拍数に影響を及ぼすことがある。
2.(×)聴診ではⅠ音とⅡ音で1心拍となる。
3.(×)四肢を固定する必要はない。
4.(×)呼吸周期に関連した心拍リズムの不整は生理的にみられる。
5.(○)聴診器の冷感刺激が心拍数に影響を及ぼすことがある。
■若年性突発性関節炎で入院している子どもの看護で適切なのはどれか。
1.発疹が出現している間は隔離する2.レイノー現象の観察をする
3.強い関節痛があるときは局部を安静に保つ
4.朝のこわばりにある関節部位に冷湿布を貼用する
【正解】3
1.(×)発疹は出現しない。感染性・流行性の疾患ではない。
2.(×)レイノー症状はみられない。
3.(○)強い関節痛があるときは局所の安静をはかる。
4.(×)朝のこわばりには、温罨法を用いる。
2.(×)レイノー症状はみられない。
3.(○)強い関節痛があるときは局所の安静をはかる。
4.(×)朝のこわばりには、温罨法を用いる。
■ハイリスク妊娠について正しいのはどれか。
1.多胎妊娠では過期産となりやすい。2.妊娠糖尿病では低出生体重児となりやすい。
3.前置胎盤のリスクは妊娠中の喫煙量に比例する。
4.妊娠高血圧症候群では胎児発育不全になりやすい。
【正解】4
1.(×)多胎妊娠では早期産になりやすい。
2.(×)妊娠糖尿病では巨大児が出生しやすい。
3.(×)前置胎盤と妊娠中の喫煙量との間に関係はない。
4.(○)妊娠高血圧症候群では、胎児への血流が不足するため、胎児発育不全につながりやすい。
2.(×)妊娠糖尿病では巨大児が出生しやすい。
3.(×)前置胎盤と妊娠中の喫煙量との間に関係はない。
4.(○)妊娠高血圧症候群では、胎児への血流が不足するため、胎児発育不全につながりやすい。
■閉経に近付くと上昇するホルモンはどれか。2つ選べ。
1.エストロゲン2.プロラクチン
3.プロゲステロン
4.黄体形成ホルモン(LH)
5.卵胞刺激ホルモン(FSH)
【正解】4,5
1.(×)卵巣機能の低下とともに、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌が減少する。
2.(×)プロラクチンは、出産後に乳汁の産生を促すホルモンである。
3.(×)卵巣機能の低下とともに、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が減少する。
4.(○)プロゲステロンの分泌が減少するため、分泌を促す黄体形成ホルモンの分泌が増加する。
5.(○)エストロゲンの分泌が減少するため、分泌を促す卵胞ホルモンの分泌は増加する。
2.(×)プロラクチンは、出産後に乳汁の産生を促すホルモンである。
3.(×)卵巣機能の低下とともに、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が減少する。
4.(○)プロゲステロンの分泌が減少するため、分泌を促す黄体形成ホルモンの分泌が増加する。
5.(○)エストロゲンの分泌が減少するため、分泌を促す卵胞ホルモンの分泌は増加する。
■Aさん(28歳、初産婦)は、妊娠30週である。今朝から性器出血が少量認められたため外来を受診した。受診時、子宮収縮は1時間に4、5回認められ、Aさんは時々、軽い痛みを訴えた。今までの妊娠経過では、異常は認められていない。身長160cm、体重60kg(非妊時54kg)である。診察の結果、切迫早産と診断された。その他の異常は指摘されていない。注意すべき検査項目はどれか。
1.CRP2.尿蛋白
3.AST(GOT)
4.ヘモグロビン
5.プロトロンビン時間
【正解】1
1.(○)CRPの上昇は子宮内の感染を示し、高値になれば妊娠を継続させることはできない。
■Aさん(28歳、初産婦)は、妊娠30週である。今朝から性器出血が少量認められたため外来を受診した。受診時、子宮収縮は1時間に4、5回認められ、Aさんは時々、軽い痛みを訴えた。今までの妊娠経過では、異常は認められていない。身長160cm、体重60kg(非妊時54kg)である。診察の結果、切迫早産と診断された。その他の異常は指摘されていない。Aさんは入院し、子宮収縮抑制薬の点滴静脈内注射が開始された。入院翌日の朝、1時間に2、3回の不規則な子宮収縮はあるが痛みはない。性器出血はない。子宮口は閉鎖している。体温37.1℃。脈拍88/分、整。血圧130/76mmHg。この時点の看護計画として最も適切なのはどれか。
1.食事は流動食とする。2.清潔ケアは清拭とする。
3.排尿は毎回導尿とする
4.血圧を継続モニタリングする
【正解】2
1.(×)食事は常食でよい。
2.(○)清潔ケアは清拭にする。
3.(×)排尿は床上排泄にする。
4.(×)子宮収縮を持続モニタリングする。
2.(○)清潔ケアは清拭にする。
3.(×)排尿は床上排泄にする。
4.(×)子宮収縮を持続モニタリングする。
■Aさん(28歳、初産婦)は、妊娠30週である。今朝から性器出血が少量認められたため外来を受診した。受診時、子宮収縮は1時間に4、5回認められ、Aさんは時々、軽い痛みを訴えた。今までの妊娠経過では、異常は認められていない。身長160cm、体重60kg(非妊時54kg)である。診察の結果、切迫早産と診断された。その他の異常は指摘されていない。Aさんは、妊娠32週に破水した。羊水混濁はない。胎児は頭位である。破水直後の対応として最も適切なのはどれか。
1.外陰部洗浄を行う2.セミファーラー位とする
3.胎児心拍モニターを装着する。
4.帝王切開の術前準備を開始する。
【正解】3
1.(×)外陰部の洗浄の必要はない。
2.(×)骨盤高位とし、羊水の流出を防止する。
3.(○)破水とともに臍帯が脱出する可能性があるため、胎児心拍モニターを装着する。
4.(×)母体や児の安全が確保された段階で術前学習を開始する。
2.(×)骨盤高位とし、羊水の流出を防止する。
3.(○)破水とともに臍帯が脱出する可能性があるため、胎児心拍モニターを装着する。
4.(×)母体や児の安全が確保された段階で術前学習を開始する。
■境界型人格障害の患者が、病棟の他患者に過剰に干渉してトラブルを起こし、主治医からその傾向を指摘された。診察後、患者は感情的に不安定になっている。今後の患者の行動で注意するのはどれか。
1.自己実現2.意欲減退
3.適応行動
4.衝動行動
【正解】4
1.(×)自己実現とは、潜在的に持っている才能を最大限に発揮し、いっそうの人格の統合を実現しようとすることである。
2.(×)意欲減退とは、意欲が低下することである。
3.(×)適応行動とは、生命体が環境の変化に応じた努力をすることである。
4.(○)衝動行動とは、知性や意志のコントロールのない突発的な行為である。予期せず起こり、動機もはっきりしないため注意が必要である。
2.(×)意欲減退とは、意欲が低下することである。
3.(×)適応行動とは、生命体が環境の変化に応じた努力をすることである。
4.(○)衝動行動とは、知性や意志のコントロールのない突発的な行為である。予期せず起こり、動機もはっきりしないため注意が必要である。
■58歳の男性。統合失調症。17年前に入院し、現在は開放病棟に入院している。常に幻聴があるが、日常生活に支障はない。病棟では作業療法に参加している以外は活動はせず、決まった患者と決まった場所に座って過ごしている。退院後1人暮らしをする予定の自宅へ週1回の定期的な外泊を繰り返している。
患者は外泊を定期的に行っているが、今後の治療や新たな活動について話そうとすると「今テレビで私のことを放送しているから待って」と避ける様子がみられる。患者への対応で最も適切なのはどれか。
1.作業所の見学を計画する。2.外泊中の生活について尋ねる。
3.幻聴があるので話しかけない。
4.1日の活動の時間割を看護師が作成する。
【正解】2
1.(×)作業所の見学は現段階ではまだ先の話であるため、話題として適切でない。
2.(○)慢性状態の患者に妄想が生じたときには、現実的なことに関心を向けることが重要になる。外泊中の生活については、現在重要な話題なので、投げかけるのは適切である。
3.(×)現実的に重要な話題を投げかけて気持ちをそらせるのがよい。
4.(×)看護師が時間割を作成してしまうと患者の自律を妨げることになる。
2.(○)慢性状態の患者に妄想が生じたときには、現実的なことに関心を向けることが重要になる。外泊中の生活については、現在重要な話題なので、投げかけるのは適切である。
3.(×)現実的に重要な話題を投げかけて気持ちをそらせるのがよい。
4.(×)看護師が時間割を作成してしまうと患者の自律を妨げることになる。
■58歳の男性。統合失調症。17年前に入院し、現在は開放病棟に入院している。常に幻聴があるが、日常生活に支障はない。病棟では作業療法に参加している以外は活動はせず、決まった患者と決まった場所に座って過ごしている。退院後1人暮らしをする予定の自宅へ週1回の定期的な外泊を繰り返している。
現在の患者は身長169cm、体重63kg。この2か月間で体重が5kg増加した。患者に体重が増えたことを注意しても「別にそんなことはないよ、大丈夫だよ。食べていないよ」と逃げてしまう。患者の発言の解釈で適切なのはどれか。
1.否認2.投影
3.同一化
4.昇華
【正解】1
1.(○)否認は不快な感情、不安・恐怖をもたらすことから眼を背けることである。
2.(×)投影とは、受け入れがたい欲求を、無意識に自分以外の人が持っているようにみなすこと。
3.(×)同一化とは、他者の様々な特性を取り入れ自分のものとすることによって、自己のあり方や自己のイメージを変化させること。
4.(×)昇華は性欲動や攻撃性などの本能的欲求を、社会的に好ましく価値ある芸術活動、学習、スポーツなどに向けること。
2.(×)投影とは、受け入れがたい欲求を、無意識に自分以外の人が持っているようにみなすこと。
3.(×)同一化とは、他者の様々な特性を取り入れ自分のものとすることによって、自己のあり方や自己のイメージを変化させること。
4.(×)昇華は性欲動や攻撃性などの本能的欲求を、社会的に好ましく価値ある芸術活動、学習、スポーツなどに向けること。
■58歳の男性。統合失調症。17年前に入院し、現在は開放病棟に入院している。常に幻聴があるが、日常生活に支障はない。病棟では作業療法に参加している以外は活動はせず、決まった患者と決まった場所に座って過ごしている。退院後1人暮らしをする予定の自宅へ週1回の定期的な外泊を繰り返している。
血液検査の結果、空腹時血糖120mg/dl、総コレステロール180mg/dl、トリグリセライド230mg/dlであった。患者は1か月前から非定型抗精神病薬の服用を開始している。今後最も注意すべき観察項目はどれか。
1.睡眠2.運動
3.血糖値
4.血中コレステロール
【正解】3
非定型抗精神病薬は副作用が少ないが、眠気が起こりやすい。起立性低血圧が生じるなどの恐れがある。しかし、最も重要なのは体重増加や血糖上昇であり、糖尿病のある患者には使用禁忌である。
■電気けいれん療法の適応となるのはどれか。
1.うつ病2.悪性症候群
3.見当識障害
4.パーキンソン症候群
【正解】1
電気けいれん療法は、難治の内因性うつ病、不安焦燥が強く自殺の危険性の高い内因性うつ病、難治の躁病、統合失調症(強い緊張や感情症状を伴うもの)に用いられる。
■特定疾患治療研究事業の対象疾患で正しいのはどれか。
1.原因は判明している。2.治療方法は確立している。
3.医療費の公費負担がある。
4.平成20年4月現在の対象疾患数は123である。
【正解】3
1.(×)原因は不明である。
2.(×)治療方法未確立である。
3.(○)医療費の公費負担をとらないと原因の究明、治療方法の開発などに困難をきたす恐れのある疾患を対象としている。
4.(×)平成20年4月現在の対象疾患数は45疾患で、平成21年10月より疾患番号46~56の11疾患が追加された。
2.(×)治療方法未確立である。
3.(○)医療費の公費負担をとらないと原因の究明、治療方法の開発などに困難をきたす恐れのある疾患を対象としている。
4.(×)平成20年4月現在の対象疾患数は45疾患で、平成21年10月より疾患番号46~56の11疾患が追加された。
■新障害者基本計画で新たに強調されているのはどれか。
1.地域基盤2.共生社会
3.国際協力
4.リハビリテーション
【正解】2
1.(×)地域基盤は新障害者プランで「共生社会」実現を目的で取り組むものとして述べられている。
2.(○)障害の有無に関わらず、国民誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う「共生社会」の実現を目指している。
3.(×)国際協力は、分野別施策としての8分野の一つである。
4.(×)リハビリテーションは、現行の障害者基本計画の理念で継承されている。
2.(○)障害の有無に関わらず、国民誰もが相互に人格と個性を尊重し支え合う「共生社会」の実現を目指している。
3.(×)国際協力は、分野別施策としての8分野の一つである。
4.(×)リハビリテーションは、現行の障害者基本計画の理念で継承されている。
■国民健康保険に加入している30歳本人の自己負担割合はどれか。
1.なし2.1割
3.2割
4.3割
【正解】4
1.(×)国民健康保険は、雇用されている人、生活保護の人以外で、お店経営、農業・漁業の人とその家族などが対象となる保険である。自己負担がないのは、生活保護者受給者である。
2.(×)1割負担は、70~74歳である。(ただし、一定額以上の所得者は3割負担)
3.(×)2割負担は、国民保険被保険者で義務教育就学前児(3歳未満)は、2割の負担である。
4.(○)3割負担は、3~69歳までの国民健康保険の医療給付は本人、家族を指す。
2.(×)1割負担は、70~74歳である。(ただし、一定額以上の所得者は3割負担)
3.(×)2割負担は、国民保険被保険者で義務教育就学前児(3歳未満)は、2割の負担である。
4.(○)3割負担は、3~69歳までの国民健康保険の医療給付は本人、家族を指す。
■ある組織では、リーダーの支援の下でグループ討議を経て方針を決定している。リーダーは、具体的な作業手順の決定を部下に委任している。このリーダーシップの型はどれか。
1.権力型2.民主型
3.放任型
4.専制型
【正解】2
1.(×)権力型は、メンバーを犠牲にしても生産最大化への関心が高いリーダーシップである。
2.(○)民主型は、生産性やメンバーのまとまり・満足度の点で理想的なリーダーシップである。
3.(×)放任型は、メンバーの行う行動にリーダーは関与せず、意思決定や作業手順はメンバーに任せている。生産性・メンバーのまとまりともに悪い。
4.(×)専制型は、リーダーが意思決定や作業手順をすべて指示している。メンバーは消極的・受動的で命令がないと動けない。
2.(○)民主型は、生産性やメンバーのまとまり・満足度の点で理想的なリーダーシップである。
3.(×)放任型は、メンバーの行う行動にリーダーは関与せず、意思決定や作業手順はメンバーに任せている。生産性・メンバーのまとまりともに悪い。
4.(×)専制型は、リーダーが意思決定や作業手順をすべて指示している。メンバーは消極的・受動的で命令がないと動けない。
■牛海綿状脳症(BSE)対策のため、牛の食肉処理の際に除去・焼却が法令上義務化されている部位はどれか。
1.胆嚢2.頬肉
3.脊髄
4.大腸
【正解】3
3.(○)脊髄の除去・焼却が義務づけられている。
■災害時のトリアージで正しいのはどれか。
1.トリアージタッグは衣服に装着する。2.トリアージでは傷病者の状態を3つに分類する。
3.判定を示すトリアージタッグの区分色は一度決定したら変更しない。
4.最優先に治療を必要とする者には赤色のトリアージタッグを装着する。
【正解】4
1.(×)一般的に右手首に装着する。
2.(×)傷病者の状態を、4つ(赤、黄、緑、黒)に分類する。
3.(×)傷病者の状態が変化すれば、タッグの区分色を変更する。
4.(○)最優先に治療を必要とするのは赤(生命を救うため、直ちに処置を必要とするもの、かつ救命可能なもの)である。
2.(×)傷病者の状態を、4つ(赤、黄、緑、黒)に分類する。
3.(×)傷病者の状態が変化すれば、タッグの区分色を変更する。
4.(○)最優先に治療を必要とするのは赤(生命を救うため、直ちに処置を必要とするもの、かつ救命可能なもの)である。
■Aさん(79歳、女性)は、癌の化学療法を受けていたが、脳出血を起こし意識不明の状態になった。Aさんの家族は回復する見込みはないと医師から説明を受けた。家族はAさんの延命を望んでおり、医師と今後の治療方針を決定する前に看護師に相談した。
Aさんの家族への対応で最も適切なのはどれか。
1.医師に方針を決めてもらうよう伝える。2.病院の倫理委員会に判断を依頼するよう伝える。
3.Aさんのアドバンスディレクティブ<事前指示>を確認するよう伝える。
4.経管栄養法を開始することでAさんの身体の状態は維持できると伝える。
【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
■Aさん(37歳、女性)は、アジアの出身で1か月前に日本人の夫(40歳)と娘(12歳)とともに日本に移住した。母国語以外に簡単な言葉であれば日本語と英語は理解できる。Aさんは、胸のしこりに気付き1週前に受診し、検査の結果、乳癌と診断された。今後の治療について説明を受けるため外来を受診する予定である。夫から「仕事が忙しく説明に立ち会えない。妻は日本語が上手く話せないがどうしたらいいですか」と電話があった。このときの夫への紺応で最も適切なのはどれか。
1.電話で治療について説明をする。2.英語での説明を医師に依頼すると伝える。
3.母国語の医療通訳者について情報提供する。
4.日本語を話せる娘に通訳を依頼するよう伝える。
【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
■Aさん(37歳、女性)は、アジアの出身で1か月前に日本人の夫(40歳)と娘(12歳)とともに日本に移住した。母国語以外に簡単な言葉であれば日本語と英語は理解できる。Aさんは、胸のしこりに気付き1週前に受診し、検査の結果、乳癌と診断された。今後の治療について説明を受けるため外来を受診する予定である。夫から「仕事が忙しく説明に立ち会えない。妻は日本語が上手く話せないがどうしたらいいですか」と電話があった。
術前に、術後のAさんの苦痛の程度を確認する方法について説明をすることになった。苦痛の程度を確認する方法として最も適切なのはどれか。
1.日本語を覚えてもらう2.母国語と日本語の対応表を準備する。
3.ナースコールの利用方法を説明する。
4.まばたきをしてもらうことを説明する。
【正解】2
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
■Aさん(37歳、女性)は、アジアの出身で1か月前に日本人の夫(40歳)と娘(12歳)とともに日本に移住した。母国語以外に簡単な言葉であれば日本語と英語は理解できる。Aさんは、胸のしこりに気付き1週前に受診し、検査の結果、乳癌と診断された。今後の治療について説明を受けるため外来を受診する予定である。夫から「仕事が忙しく説明に立ち会えない。妻は日本語が上手く話せないがどうしたらいいですか」と電話があった。
入院初日。Aさんの同室の患者から、Aさんが使用している香水の香りが強く気分が悪くなるので何とかして欲しいという訴えがあった。病棟では香水の使用を禁止している。看護師が香水の使用をやめるように説明すると、Aさんは医師から何も言われていないと話した。
Aさんへの対応で最も適切なのはどれか。
1.個室の利用を勧める。2.同室の患者を説得する。
3.禁止されている理由を説明する。
4.医師の詐可があればよいと説明する。
【正解】3
1.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
2.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
3.(○)6か月の乳児が自分で頸部をぶつけるのは考えにくく、虐待が疑われる。
4.(×)乳児を心配する発言であり、虐待は疑われない。
■抗血小板薬はどれか。
1.アスピリン2.エリスロマイシン
3.ワーファリン
4.ヘパリン
5.クエン酸ナトリウム
【正解】1
1.(○)血小板の凝集を阻害する抗血小板薬である。
2.(×)マクロライド系抗生物質である。
3.(×)ビタミンKを拮抗し、フィブリンの形成を妨げる抗凝固薬である。
4.(×)抗凝固薬のひとつである。
5.(×)血液検査で用いる抗凝固剤である。
2.(×)マクロライド系抗生物質である。
3.(×)ビタミンKを拮抗し、フィブリンの形成を妨げる抗凝固薬である。
4.(×)抗凝固薬のひとつである。
5.(×)血液検査で用いる抗凝固剤である。
■「限られた医療資源を平等に提供する」ことを示す倫理原則は次のどれか。
1.自立尊重原則2.善行原則
3.無危害原則
4.正義原則
【正解】4
1.(×)患者に決定するための十分な情報を提供し、自己決定を尊重すること。
2.(×)患者のために最善を尽くすこと。
3.(×)患者に危害のリスクを背負わせないこと。
4.(○)限られた医療資源を患者に平等に提供すること。
2.(×)患者のために最善を尽くすこと。
3.(×)患者に危害のリスクを背負わせないこと。
4.(○)限られた医療資源を患者に平等に提供すること。
■糖尿病性ケトアシドーシスでみられる所見は次のどれか。2つ選べ。
1.浮腫2.尿ケトン体
3.チェーンストークス呼吸
4.高血糖
5.対光反射の消失
【正解】2
1.(×)高血糖による浸透圧利尿により高度の脱水症状がみられる。
2.(○)脂肪の代謝が進み、血中・尿中のケトン体濃度が上昇する。
3.(×)アシドーシスに傾き、クスマウル呼吸がみられる。
4.(○)インスリンの不足により、ブドウ糖が利用させず高血糖になる。
5.(×)対光反射に異常はない。
2.(○)脂肪の代謝が進み、血中・尿中のケトン体濃度が上昇する。
3.(×)アシドーシスに傾き、クスマウル呼吸がみられる。
4.(○)インスリンの不足により、ブドウ糖が利用させず高血糖になる。
5.(×)対光反射に異常はない。
■前立腺肥大症で尿が出にくく、気がつかないうちに尿を漏らしてしまう。失禁のタイプは次のどれか。
1.腹圧性尿失禁2.機能性尿失禁
3.真性尿失禁
4.切迫性尿失禁
5.溢流性尿失禁
【正解】5
1.(×)腹圧がかかったときに失禁してしまうもので、骨盤底筋の筋力低下が影響している。
2.(×)認知症やADLの問題でトイレにたどりつけず生じる失禁である。
3.(×)尿道括約筋がまったく機能せず、尿が膀胱にたまらずにつねに尿道からもれてしまう失禁である。
4.(×)強い尿意を伴い失禁するもので、膀胱炎などでみられる。
5.(○)尿閉の後、溢れるように失禁するもので、前立腺肥大症に特徴的である。
2.(×)認知症やADLの問題でトイレにたどりつけず生じる失禁である。
3.(×)尿道括約筋がまったく機能せず、尿が膀胱にたまらずにつねに尿道からもれてしまう失禁である。
4.(×)強い尿意を伴い失禁するもので、膀胱炎などでみられる。
5.(○)尿閉の後、溢れるように失禁するもので、前立腺肥大症に特徴的である。
■新生児マススクリーニング検査について適切なのはどれか。
1.出生直後に検査を行う。2.尿を検査する。
3.検査項目のひとつに甲状腺機能がある。
4.保護者が希望したときのみ実施する。
【正解】3
1.(×)出生後4~6日目頃に実施する。
2.(×)血液を採取する。
3.(○)代謝異常の他に、甲状腺と副腎のホルモン定量も調べる。
4.(×)都道府県・指定都市が実施主体となり、全国一律に行われている。
2.(×)血液を採取する。
3.(○)代謝異常の他に、甲状腺と副腎のホルモン定量も調べる。
4.(×)都道府県・指定都市が実施主体となり、全国一律に行われている。