「いやいやえん」
オススメ著者
中川 李枝子
オススメポイント・エピソード
私が子どもの頃から好きな絵本でした。絵本と言うには絵が少なくて、カラフルではないのに、子ども心に引っ掛かりました。内容は少しブラックで、怖いものでしたが、その『こわい』と『絵が少ない』子とから、想像力が育った気がします。
文字から場面を想像してお絵描きを楽しんでいました。カラフルで絵がいっぱい、わかりやすい絵本はたくさんあります。けれど、そうじゃないものの方が考える力や、想像力は育つような気がします。
幼稚園の頃に読んだこの絵本のおかげで本が好きになり、小学生の頃は図書館通いが趣味になりました。教科書を読むのも好きて、国語の成績は勉強しなくても一番でした。想像力は色々なものへ繋がっているので、それを育てるのに一役かってくれた『いやいやえん』をみんなにすすめたいです。