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動物の健気な姿が心に響く 実話絵本 「かわいそうなぞう」

2015/5/2

「かわいそうなぞう」


「かわいそうなぞう」

オススメ著者

土家由岐雄

オススメポイント・エピソード

第二次世界大戦中に起きた、実際のエピソードを元に書かれたノンフィクションの童話。

1970年に発行されて以降、現在まで広く読み継がれている。日本への空襲が激しくなってくるなかで、動物園にも被害が出て、万が一動物たちが逃げだしたら、人に被害を与える恐れがあるため、殺処分とすることが決まった。ライオンなどの動物たちが処分されていくなかで、ぞうは皮膚が厚く注射で殺すこともできなかった。

また、頭が良いため、餌に薬を混ぜてもその餌だけを取り除いてしまう。仕方なく餓死させることになり、餌を与えない日々が続いた。しかし可愛がっていた飼育員は心配で様子を見に行くと、ぞうたちはやせ細りながらも、芸をしてみせた。芸をすれば、餌がもらえると思いよろよろの身体を必死に動かす。それが何日も続き、骨が浮き出て目だけがぎょろっとし、立ち上がる元気もないくらい衰えてしまった。 

しかし、それでも飼育員の姿を見ると立ちあがろうとする。その姿をみて、飼育員たちは本当にすまなかったと、泣きながら餌を与えてしまう・・・。

戦争による悲劇を動物という視点から伝える童話で、子供たちにも響きやすいと思われる。

●執筆● ミミさん
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