「ぐりとぐら」
オススメ著者
なかがわ りえこ
オススメポイント・エピソード(1)
小さいころずっと読んでいた記憶がいまだにのこっています。
ねずみのぐりとぐらが2人で協力していろんなことをする内容です。
シリーズがいくつかでています。
小さなねずみが、色々知恵をしぼって、大きいたまごをどうやって運ぶのか考えたり、大きなたまごを料理するためのフライパンを持って来たり。ふたりでは食べきれない程のオムレツができあがります。がんばっているのがひしひしと伝わってきます。ちょうど3歳頃から内容の理解ができそうですし、赤ちゃんのころから読み聞かせてもいい一冊だとおもいます。
おとなになって見返すと、いやいやそれ絶対むりでしょ?と思うけど、子供の頃は本当にすきだったなぁー!母がいつも読んでくれて、弟と2人で見ていました。「大きくなったらぐりとぐらみたいに協力して仲良くしてね!」ってよく母がいっていたのも思い出します。今では息子に読んであげています。
やまださん
オススメポイント・エピソード(2)
実の姉妹である、中川さんと山脇さんが描かれた絵本です。
絵本といえばヨーロッパのものが多い印象がありますが、日本の女性が作られた絵本と言うのもおすすめポイントの一つです。2匹の双子の野ネズミが主人公で、素朴な絵がとても素敵です。
私が小児科に勤めていた頃、患者さん達によく絵本を読んで聞かせていましたが、多くの絵本の中でこの本が一番人気でした。2匹の素朴な感じがとても素敵でつなぎの服と帽子という出で立ちで、森の中でのさまざまなエピソードで子供達を引き込んでいく絵本です。大人が読んでもとても面白いと思います。
プリンさん