【成人】広汎子宮全摘出術後の排尿障害への対応で適切なのはどれか。
1.排尿時に用手膀胱圧迫を行う
2.残尿があるうちは飲水を制限する
3.残尿量100mlを残尿測定中止の目安とする
4.尿意がわかるまで膀胱留置カテーテルを使用する
―――以下解答―――
(解答)1
<解説>
1.(○)手術時の骨盤神経の損傷により、尿意鈍麻薬、排尿困難などがみられる。そのため洋手膀胱圧迫も必要になる。
2.(×)残尿があると感染の原因になるため、飲水を促して尿量を増やし、適宜導尿を行って膀胱内を洗い流す必要がある。
3.(×)残尿が50mlになったら残尿測定を中止する。
4.(×)留置カテーテルを使用することによって尿意が余計に分かりにくくなる。