• 公開日: 2014/1/26
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【成人】広汎子宮全摘出術後の排尿障害への対応で適切なのはどれか。

【成人】広汎子宮全摘出術後の排尿障害への対応で適切なのはどれか。

1.排尿時に用手膀胱圧迫を行う

2.残尿があるうちは飲水を制限する

3.残尿量100mlを残尿測定中止の目安とする

4.尿意がわかるまで膀胱留置カテーテルを使用する















―――以下解答―――

(解答)1  

<解説>

1.(○)手術時の骨盤神経の損傷により、尿意鈍麻薬、排尿困難などがみられる。そのため洋手膀胱圧迫も必要になる。

2.(×)残尿があると感染の原因になるため、飲水を促して尿量を増やし、適宜導尿を行って膀胱内を洗い流す必要がある。

3.(×)残尿が50mlになったら残尿測定を中止する。

4.(×)留置カテーテルを使用することによって尿意が余計に分かりにくくなる。

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