意外な強敵?「家族の反対の壁」の乗り越え方
「結婚したら、夜勤はやって欲しくない」、「子供が小さいから、家にいて欲しい」。 家族やパートナーを持つ女性が転職や復職を考える際に、しばしば直面する問題です。 「やりたい!」「やるな!」そんな押し問答をしても、解決の糸口は見えません。 このような状況を乗り越えるには、どんなことに気を付ければ良いのでしょうか?日頃から自分の不満や悩みを伝え、理解してもらう
藪から棒に「転職したい」と伝えても、パートナーの理解を得るのは難しいはず。 唐突に話を切り出されることで、拒否反応を示す人も少なくないと思います。 それよりも、日頃から自分の不満や悩みを伝えて、理解してもらうことが大切です。 自分の辛さや大変さを、事前に相手に理解してもらい、一緒に考えてもらうことで、いざ転職しようと思い立ったときに、転職や復職への同意を取りやすくなります。 大切なことは、自分自身の問題をパートナーと共有し、理解してもらうことです。転職(復職)することで、何が良くなるのかを伝える
パートナーに理解を得られたら、次は、転職(復職)のメリットを伝えることです。その際、必ず伝えたいポイントは、「具体的に何が良くなるのか?」ということ。
- ・収入が増えるので生活が楽になる
- ・心身の負担が少なくなる
- ・パートナーや家族との時間を増やせる など
自分の不満や悩みが「どんな風に良くなるのか?」、「どのように解決するのか?」、新しい職場で働くことの良さやメリットを、パートナーに理解してもらうことで、相手が感じている不安を解消することができて、賛成してもらいやすくなります。 この考え方は、自分自身の転職に対する考え方を整理する上でも、意味があります。
相手が反対する理由を聞いて、必要な対策を取る
それでも、パートナーが反対したり、なかなか賛成してくれないケースもあります。 パートナーに理解があっても、義両親の反対で悩まされることもあるでしょう。 そのような場合、まずは相手がどんなことを心配しているのか、理解する必要があります。 「収入面では困っていない」「家事が疎かになるのでは?」「子供が寂しがるのでは?」具体的な理由が分かったら、解決方法を考え、もう一度話し合いましょう。
- ・もしもの時のためのリスク分散は大事、と説得する
- ・家事・育児の分担を見直してもらう
- ・託児所や保育園の見学に一緒に行き、安心してもらう など
大切なことは、必要な対策を施すことで、相手の不安を解消してあげることです。 お互いに歩み寄る努力をすることで、「家族の反対の壁」は解決に近づくと思います。
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