• 公開日: 2014/1/20

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【在宅】人工肛門を造設している寝たきりの在宅高齢者。介護者への皮膚保護シート(人工肛門周囲に装着する皮膚保護材)についての指導で適切なのはどれか。

【在宅】人工肛門を造設している寝たきりの在宅高齢者。介護者への皮膚保護シート(人工肛門周囲に装着する皮膚保護材)についての指導で適切なのはどれか。

  1. 1.毎日交換する。

  2. 2.滅菌操作で交換する。

  3. 3.腹壁を伸展させて貼付する。

  4. 4.人工肛門より小さめにカットする。

―――以下解答―――









(解答)3 

<解説>

1.(×)皮膚保護シートの耐久性に応じて定期的に交換するが、毎日交換する必要はない。

2.(×)皮膚保護シートは人工肛門周囲の皮膚に直接塗布し、腹壁とのあいだに排泄物が漏れないように補整するものであるため、滅菌操作の必要はない。

3.(○)腹壁と装具が完全に密着していないと、その隙間から排泄物が漏れ出す危険性があるため、腹壁のしわをしっかりのばして貼付する。

4.(×)皮膚保護シートはストーマ周囲の皮膚が1~2mm見える程度の余裕をもってカットする。

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