「ガートルードのレシピ」草川為
あらすじ
様々な悪魔の体の一部をつないで造られた人造悪魔ガートルード。
自分の製法が記された「レシピ」を探す彼はとある廃屋で大胆不敵な女子高生佐原漱(さはらすすぎ)-サハラ-と出逢い、レシピ探しをしていきます。
おすすめポイント
読んだのは、10年以上前。
作品が掲載雑誌に載っていたのをたまたまみたのが、最初でした。
自分のパーツを狙う悪魔とずっと戦ってきたガートルードが、初対面で塩を傷口にかけた佐原漱(以後サハラ)が、手当てしてくれたり、協力してくれることで、サハラのことを信用していきます。サハラもガートルードと対等でいたいと奮闘していきます。このふたりの距離感がいいと思います。
あとおすすめははじめパーツを返してもらうため敵対していた悪魔のプッペンとマリオットがガートルードに負けて、仲間になるのですがこのコンビ味があります。最終的にレシピは見つかりますが、意外なところにあるので、読んでのお楽しみです。