「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
常勤わずか2年で、あとはパートの10年目ナース。
24時間末梢持続の点滴施行中の患者様。1日2本ペースなのですが、朝のオムツ交換時に、留置針を自己抜針され、オムツ交換後に再度ルート確保した加減で、10時の更新時に残150ml以上残ってしまいました。
手動で落としている以上多少時間がズレるのは仕方ないことだと思います。が、担当のパートナースは「破棄で良いんですよね?」って。パートだからわからないって言われましたが、そういう問題でしょうか?
人の命に関わることですし、もう少し考えたり判断する力をつけて欲しいのですが、何か言えばパートだから、と。
パートだからって患者様には同じナースだし、それじゃ済まされないことも多々ありますよね。どう接して良いかわからなくなります。
パートナースの責任の重さ
■「責任」はパートも常勤も同じでは?
正職員だろうとパートだろうと仕事の責任は同じですよ。判断、アセスメント、実践、責任はパートだから逃れられるものではないですよね。無責任な発言ばかりして、責任逃れできないよう指導されるべきです。
患者さんからしてみればパートだろうと常勤だろうと「看護師」ですし。生命に関わることなど事故になりそうなことはしつこく注意してもいいと思います。万が一のことがあったら本当に困りますから。
分かる分からないと言う問題と常勤とパートの勤務形態の問題では、次元が違うと思うんですが?パートだから患者の病態生理が分からない…とか技術が分からないとかって…有資格者が言うことじゃないですよね?
いくらパートでも勤務時間内はきちんとした対応をすべきだし患者様に迷惑をかけるような行動は取るべきではないと思います。遠慮はいらないと思います。
人の命に関わることです。パートだ常勤だは関係ありません!その場で自分の意見を伝えないと。コミュニケーションエラーはインシデントの元凶です!
■「パート」の立場は…
給料も落ちるし、ボーナスがなかったり雀の涙。福利厚生だって格段に落ちます。私もパートの経験はありますが、正直モチベーションは下がりました。看護師として責任をもち、判断しろという意見は、確かにその通り。ただ人間の心情として、そういう正論が通らない場合もあります。「破棄でいいですよね?」と相談してくれただけマシなのかもしれません。
今は日勤常勤雇用も減り、夜勤が出来なければほぼパート契約しか選択はない。日勤同じ仕事をして寸志すらでない、パートとしてのジレンマはあると思う。
パートは、時給と出勤日数、休み希望などをもとに契約してます。残業は、ボーナスや残金代がつく常勤がすべきことと考えてます。常勤さんに熱い指導やもっとケアを!なんて言われても、外面ではいい顔しますが、内心はパートだからそこまでやれないよと思ってます。
多分そのパートさんも、最初はちゃんとしておられたんじゃないですか?常勤の人から、‘パートのくせに’とか、’尿の片付けとか雑用はパートさんに’とか、散々失礼極まりない扱いを常勤から受けてるんでしょうね。うちの病棟のパートさんもそうですよ。そして、皆さん、だんだん責任のある意見を言わなくなり、わからない振りをするようになり、本当に仕事ができなくなって、いってます。
返ってくる言葉というのは、発する側にも責任があるのではないですか?そんな簡単に投げ出すから、生活に切羽詰ってない人たちは「わたしはパートなんで」って逃げたくなるんですよ。
■どういった対応がベスト?
上司が変わってからは、「パート・常勤の違いは、契約内容が違うだけ。Nsとしての責務を果たせない方は、やめていただいて結構です。」とズバッと言ってくれました。そうしたら、パートだからと言わなくなりました。
常勤の看護師か師長が教育すべきだと思いました。パートも責任に関しては同じたということを教育されなければわからないと思います。教えられないと当たり前とされていることさえわからないこと多いです。そういう方は、教育して、それでも無理なら、退職していくように思います。
厳しい物言いをされるのではなく、背景を考えてあげてほしいものです。たとえば、ケア専門、検査の受け入れ専門、看護算定要件のない職場、オペ室など適材適所を上司が考えるべきです。
関連トピック:「
パートだからで済まされない
」
イラスト・フジワラアイ