「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
スタッフとして働いている45歳の看護師です。
若く出来る後輩達に囲まれています。体力的にも新しい知識を得る事も年々厳しくなり、これから先、この現場で続ける自信が無くなりつつあります。外来やクリニックなど負担の少ない職場に変わる事も考えてます。一方で、この現場が好きで、頑張りたい気持ちも捨てきれません。周りのスタッフの足を引っ張るようにはなりたくありませんが、これから先の自分に自信が持てません。
同じ位の年齢のスタッフナースの方、どんな働き方をされていますか?
看護師の「賞味期限」は何歳?
■衰えを感じ始めたのは、いつ?
私は40歳のちょと手前で夜勤はムリって体力的なものを感じたので、夜勤をしない働き方にシフトしました。どんな働き方もありだし。どこの職場も学ぶことがあると思っています
35歳です。確かに、覚えも悪くなって行くて、新しく変わったマニュアルがすんなり入らないです。この間確認したなぁと思いながら資料を確認し、スタッフにも聞いています。体力も衰えましたねぇ。
今年41歳になります。年々、体力的に夜勤が厳しいなぁと思うようになりました。
■○○歳、まだまだこれから!
53歳。来年の国家試験でリベンジを図ろうと頑張っている私って、あなたからは滑稽に見えるかも知れないですね。出来る若い後輩達に囲まれてるなんて、とても刺激になるし、羨ましいけどなあ~
もう50歳ですが、透析から施設ナースになりました。子供の手が離れ遅咲きですが、白衣を着ようと希望に満ちています。やる気さえあれば賞味期限でなく熟された時期と思って努力していこうと思ってます。
46歳です私は最近夜勤ありの施設で働き始めました。毎日新しいことを覚えたり学んだりですがまだまだいけそうです。
43才、訪問看護管理者兼スタッフとして勤務しています。10年前は体力的にもきつい訪問看護の仕事は「50くらいまでかなぁ?」と漠然と考えていました。でも今はがむしゃらに突っ走ってた頃より一人一人の患者様の気持ちにも寄り添いながら仕事が出来ていると思います。
地方の大学病院を定年退職しましたが、1年たったら毎日が日曜日に我慢できずに働き始めました。学ぶ意欲があれば、看護師に賞味期限はないと思います。
■45歳は「看護適齢期」かも…!
新しい知識は、今まで積み重ね身に付けた知識があってこそ理解できます。新しい看護理論も医学知識も看護手順も、今までの積み重ねた基礎知識があってこそより生かせます。45歳はまだ若い。
患者になって勉強したのですが、若いからとか、素敵だから、なんて患者はみていない。手技だって、失敗じゃなければ構わない。それよりも、不安な気持ちを和らげてくれる、笑顔や会話や態度なんの方が有難いもんなんだなって感じました。
45歳の看護師は患者様からは信頼されると思いますし、若い看護師が見習う立場にあると思いますし、何よりも安心感を与えられる年齢だと思います。
以前急性期病院を受けた時、そこの部長さんに言われたのが「バリバリ動くだけが看護じゃない。40代後半まで看護師ひとすじでやって来た人間の視点や考え方、仕事に取り組む姿を若い人に伝授してほしい」
同じ年の管理職には言えなくてもスタッフナースだから聞いて共感できる愚痴、それに対してのアドバイスができる年齢になったかな。って思います。
若い子たちばかりに任せっきりも危ないという点でベテランの存在も必要です。
■45歳はヒヨっ子!?職場にいる高齢ナース
50代後半の人でも夜勤やってますよ。年取ればうっかりなんていうのもあるけど、落ち着いた行動ができていると思います。
大丈夫です。同僚で80歳で現役の方もいます。尊敬できる方です。
うちの職場にも来年定年退職する方たちが数人いますが、皆さん元気でバリバリ働いています。もちろん、若い子よりも新しい知識を取り入れることは時間がかかることもありますが、皆んながカバーしてます。逆に、おばさまたちの患者様との会話の仕方に私たち年下の者が勉強させてもらったり、お互い持ちつ持たれつだと思います。
■すべては「自分次第」
若年者が体力で勝るのは当たり前です。体力もなく、知識もなければ足を引っ張っても仕方がないと思います。体力面で劣るところを、いかに他の部分でカバーするかではないでしょうか。
欠点は、誰にでもありますよ。自分の立ち位置を、見つければ良いのではと思います。
続ける自信がないなら退く。続けたいなら体力つけて頑張る。どっちかしかないです。
好きで頑張りたいのなら高齢ぶった言い訳するよりも、それなりに新しい情報を取り入れるとか研修に行くとかして、ご自分を研鑽してみてはいかがでしょうか。自分のやる気次第でどうにでもなると思います。
無理と感じる事があるなら、どこかで妥協して違う職場、働き方してみてはどうだろう。私は体力、気力に自身がなくなりそうと思い始めてから、在宅で、人生学ばさせてもらってます。在宅もまた、勉強の連続ですが、楽しいですよ
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イラスト・フジワラアイ