「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
中堅看護師です。ずっと病院勤務でしたが2年前から施設勤務をしています。
仕事が全然楽しくありません。毎日同じ事の繰り返し。看護の対象は認知症の高齢者ばかりでこちらのメンタルがやられそうです。モチベーションは下がる一方。
そんな折、長年付き合いのあるショップの店員さんから一緒に働いてみない?と声をかけていただきました。一度看護から離れてみるのもいいのかなと、心が揺れています。
私のように違う分野への転職を考えている方いらっしゃいますか?
「看護師」以外のお仕事経験、ありますか?
■アルバイトで接客業しました。
ファミレスで2か月バイトしたことがあります。きつかったです。仕事も人間関係も。やっぱり看護師がいいと思いました。
ミスタードーナツで働いた事ありますよ。ドーナツ文句言わないからいいかーって、大変でした。結果自給750円。いやいやお金頂くのは大変です。あれからドーナツ食べれなくなりました。
学生時代にかなり本気でアルバイトしていた結婚式場のウェイトレスは、キツいけどきれいな仕事だし、とても楽しく働いていました。結婚式のコーディネーターの資格を取って働きたいと何度か考えたことがありますが、結局勇気がなくて何もしないままでした。看護師の仕事よりきれいだし、幸せな人に関わるので本当に楽しかったです。
■異業種から看護師になりました。
現在40歳。看護師4年目です。呉服店、営業事務、オペレータ、飲食店、医療事務などいくつかの仕事を経験して看護師になりました。一つの仕事を生涯貫く方も素晴らしいと思います。しかし、様々な経験をしたからこそ見えてくることもあると思います。
異業種から転職してきましたが、かなりがっかりしてます。特にお給料もいいとは思いませんし、何より業務以外のところに労力と精神力を割かれるのが、本当に嫌でたまりません。比較的資格が取りやすく、安定はしていますけどね。
他職種から看護師になりました。責任は、重いし仕事は、きつく残業だらけで不満だらけです。しかし、給料は他職種より違いよいほうです。
■看護師から、異業種に飛び込みました。
私は看護の仕事が嫌いになったわけではなく病院という独特の世界が嫌になり、50目前にして転職しました。今は看護師という専門性を活かしながらの会社員です。
私は看護師を続けながら、サロンを経営しています。そういう方も多いですし、看護師以外の仕事をすることがいけないだなんて、誰も思いませんよ。どんな仕事も大変だし、一度、看護師から離れて、新しい道を選ばれるのもいいと思います。
働いて行く中で、自分の得意分野とは全く違うという事がやっと分かりました。得意分野の勉強を続けています。そうすると、その分野の方から声をかけていただいて、看護師をしながらレストランでも働いています。上司も応援してくれてます。
同じ状況になり、先日病院をやめました。辞める時には色々考えました。税金の事とか今後の事。でも今は次に進もうと思って、好きな分野の仕事を探しています。自分が今したい事をするのが1番だと思います。
■出戻りナースです。
自分自信も看護の一線を一度離れた人です。一度離れてみると冷静に看護師という物を考えられるようになり、もう1度チャレンジしてみようと思いました。ただ再度一歩踏み出す時の勇気は相当必要になりますし、復帰してからの数か月間はシンドかったです。でも、今は楽しく働けてます。
看護教員を10年以上していました。やるだけやったと思えたので、退職しました。数年前に、教員から小児専門病院へ入職しました。その時点で、45歳を過ぎていました。毎日ハードですが、子どもの頑張っている姿に励まされます。
5年務めて辞めて、ツアーガイドになりました。その後結婚してカフェでバイトしたことも…いろいろとものたりなくなり、30歳すぎて、緊張しながら大学病院に就職。看護師だから、一度辞めて別の仕事をしてまた戻れる。ありがたいことです。辞めてみるといいことも見えてきます。たぶん一生看護師を続けると思います。
自分に「合う」仕事って何だろう?
■看護も領域によって違います。
認知症の高齢者の方の看護は、正直言って面白くありません。排泄と食事介助の繰り返し。同じことばかり、楽しくありません。でも…よく見てますよ。職員さんの顔色とか、言動とか…凄いと思うこと度々ありました。
看護の現場は幅広いですから、その中の一つが合わないとしても、何の問題もありません。そして、看護師にこだわる必要なんてないと思いますよ。
大学病院で働いていたときには業務で追われ「患者さんとゆっくり関わりたい」なんて思い、今の職場(療養病棟)に来ましたが、8割以上寝たきり、話せる方でも認知症ばっかり。前に計算したら、平均介護度4.8でした。こっちがおかしくなりそう。
長年働いた病院を辞め、療養型に移った時によく似たことを感じました。今は訪問看護をしています。看護が好きなら違う部署もありでは…
■ネックになるのは良くも悪くも「お金」?
一番、収入が高いのは看護師です。他の職業はしんどいけど、看護師の半分以下かもしれません。たぶんすぐ看護師に戻りますよ(笑)
人生一度きり、後悔の無いように自分らしくいられる生活を探って良いと思います。価値観はそれぞれ、人それぞれ向き不向きがあります。お金よりもストレスからの解放が必要な場合もあると思います。
夜勤手当て分の給料は下がるかと思いますが、モノは考えようですよね。また看護師としての仕事でも、病棟勤務だけではないですから…。
たまには違う仕事をしてみても良いかと思います。この仕事が自分にあっているかもわかると思います。ただ収入がぐっと下がりますよー。それを覚悟で。どんな仕事でも何かしら疑問に感じることがあると思います。みんな生活のため働いているんですよ。生きていくのって大変ですね…。
異業種に飛び込んでみるメリットは多い!
■選択肢と視野は確実に広くなる。
それぞれの仕事での辛さは違うので、経験することによって、新しい自分に会えるかも知れないし、自分にとっての看護の意味を最認識する機会になるかも知れません。
これからも看護師だけの一枚看板では、選択肢は狭まります。早く、ご自分にあった資格を見つけ、ご自分に投資しながら、適材、適所な仕事ができるように、応援したい気持ちです。
そんな心強いフォローをしてくださる方がいらっしゃるなら絶対行った方が良いと思います。もちろんお給料は看護師より良くないことが多いでしょうが、医療職では得られない価値観も身につくことと思います。
施設などの勤務の方は、患者・顧客・お金は降ってくる感覚をお持ちの方もいらっしゃいます。民間は、そのあたりリアルに見せられるので、売上ノルマなどを提示されます。これも、外部を経験したからわかる話で。視野が広がり、タフになれるのかなぁと思います。
■時には勢いも大事!
ベテラン看護師から転職し大成功した方も多いです!看護師を経験したら、ある意味、何の仕事もチャレンジできると思います。迷ったらやってみる!やらない後悔より、やってみる価値あると思います!
しんどい時こそ、隣の芝は青く見えるものです。それぞれの仕事での辛さは違うので、経験することによって、新しい自分に会えるかも知れないし、自分にとっての看護の意味を最認識する機会になるかも知れません。
嫌々で続けているとそのうち自分が耐えられなくなってしまうと思うので、ここで一息つくのもいい機会ではないでしょうか?
新しいことをはじめるのってとても勇気がいることですが、自分の心が本当に限界が来てからでは遅いです。自分が自然と心引かれるほうに引かれるまま動いてみることも時には大切だと思います。
嫌だと言って一旦逃げる?のもアリだと思います。現実毎日めまぐるしく変化する仕事ってそうそうないと思います。
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イラスト・なしま