日々患者さんに提供している看護ケアや処置だけど、実はナースにだって好き嫌いはあるはず!
患者さんのためにしていることに変わりはないけど、ナースにとっても大切な時間であったり、スキルアップや爽快感に繋がる業務となることも。
多くの看護師が楽しみながらこなしている看護ケアや処置とは?
どんな看護ケアや処置が好き?
ナース専科調べ(2022年6月25日/有効回答数:209)
好きなケアや処置が「ある」を選択したナースがやや多いけど、ほぼ半数ずつに分かれる結果に。
なぜそのケアや処置が好きなのか理由は様々だけど、やはり患者さんとの関係性を大切にする看護師としての原点がそこにはあるのかも!
好きな看護ケアや処置がある
患者さんとコミュニケーションがとれるケアが好き
足浴が好きです。リラックス効果があり、会話が弾みます。
全身清拭や入浴介助が好きです。普段ゆっくり会話出来ないけれど、その時間は患者さんと色んなお話が出来る大切な時間なので。
マッサージは気をはらずにケアしながらコミュニケーションが図れるので好きです。
ストーマのパウチ選択が好きです。試行錯誤しながら装着し、無事漏れることなく経過できた時がとても嬉しいため。また、始めの方は時間がかかるため、患者と関わる時間が長くなり、患者さんからの信頼を得るきっかけにもなるため。
これぞ看護師の醍醐味
採血が上手くいくと看護師やってる感があります
採血やサーフロー等の針刺し業務が好き
点滴などの針刺し。細い血管に失敗せずに入った時のスッキリ感は何とも言えない。
感謝されやすいケア?
爪切り。ありがたがられる。
入浴介助 熱いけど気持ち良かったと言われるとやってよかったと思う
清拭はとても喜んで頂ける事や、とても気持ちよさそうなお顔がみれるので好きです
ナース自身もスッキリできるケア
吸引。スッキリ引けると、自分もスッキリ!
全身清拭。ベッドも身体周りもきれいにこざっぱりすると自分も気持ちが良い
口腔ケア。噛まれるときもあるけど、きれいになると実感する
ひげそり 達成感がある
フットケア 肥厚爪や角質が綺麗になっていくのは快感
スキルアップに繋がるケア
ルート採血 色々な血管の人がいるので自分のスキルアップになる感覚でいる
サーフロー留置。色んな血管の人がいて勉強になる。
回復過程が見えるケア
術後の離床、徐々にドレーン類がなくなり良くなってく過程がみられるのがすき
褥瘡処置。この状態にはこの処置かな?と考えて実施し、その後良くなっていく様子を見ると嬉しくなる。
少数派だけどコレが好き!
筋トレになるので移乗
アンプルカット!パキっていう音が好き!
お散歩。普段ベッドでばかり過ごしている方に廊下やホールなどの絵や窓ごしの屋外などを見て気分転換して頂きたい。
好きな看護ケアや処置はない
全て仕事なので!
全て仕事だからしているので、好き嫌いで考えたことはない。
患者さんに必要だからしているだけで、特に好きなケアはない
淡々と、業務をこなしているといった感じです。
ケアも処置も気を遣う
どのケアもずっと失敗したくないなと気張ってるので、例え失敗しなくても気疲れしてしまうから。
どんな処置も気を使うため好きな処置はないです。
なにか責任が問われそうで怖い。緊張してしまう
自信を持てないと、好きにはなれない…
自信が持てるケアがない
どれもまだ自信が持てないから。好きのレベルまでまだ達していない。
まだまだケアをすることになれていないため。
好き嫌いを言っている余裕がない
以前は足浴やリンパドレナージが好きだったけど、最近は多忙な業務に自分の心が疲れ看護ケアが苦痛です好きと思える余裕がない
口腔ケアとか手浴足浴爪切りとか気になるけどゆっくりかかわれてないかな
イラスト・まえかわしお