ナースマンガ

今週の作者

中身をチラ見せ!

終末期の患者さんと、同じ目標に向かい走り続けていると思っていました。ただ、その思いは…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けします。

※この作品はフィクションです。実際のエピソードもとに、個人が特定されないよう一部を脚色しています。

[add_slider] 看護師2年目の頃。入院していたがん終末期の患者さんがこの夏に余命宣告された 患者はその後明らかに気力が低下しているように感じたが、がん専門看護師の認定を持つ先輩が受け持っていたため不安はなかった スタッフのチームにはベテランのナースマンもおり心強かった。そんなある日、先輩看護師が患者に花火を見せてあげることを目標に頑張るとカンファレンスで話した スタッフもやる気に満ち溢れ、皆でリハビリを頑張った 患者さんも前向きで、患者さんに寄り添った目標を決めることの大切さを実感した ナースマンに花火大会の話をすると何か言いたいことがあるようだった。その後、花火大会当日を迎えた ベッドのまま屋上へ行きみんなで花火を見た その後、患者さんの意向で自宅退院された。 ナースマンから正直面倒くさいと患者が話していたことを聞いた 改めて振り返ると看護師の思いを押し付けてはいなかったかと患者さんとのコミュニケーションの難しさを考えさせられた [/add_slider]

このエピソードは、「74nurse さん」からご応募いただいたものです。

終末期の患者さんと、同じ目標に向かい走り続けていると思っていました。ただ、その思いは…看護師から募集した、忘れられないエピソードをお届けしま...