1. 安静および睡眠時の測定が最もよい
2. 体温は腋窩、直腸、鼓膜、頸部(新生児)で測定する
3. バイタルサインの測定は、脈拍、体温、呼吸の順に行う
4. 呼吸は腹部または胸部の動きや聴診器を用いて測定する
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.○ ちょっとしたことですぐに測定値が変動するので、注意した測定が望ましい。
2.○ 体温は、腋窩や直腸温の測定の他、耳温計を用いたり、頸動脈に体温計を当てるなどして測定する。口腔検温は原則として行わない。直腸温は腋窩温より0.5~1.0℃高い。
3.× 測定時、児の身体に触れることが刺激となり、体動や啼泣などを起こし、正確な測定値が得られなくなるので、児の身体に触れない呼吸から測定する。次いで脈拍、体温を測る。
4.○ 小児、とくに乳幼児の呼吸は不規則なので、原則として1分間測定する。