アンケート
  • 公開日: 2020/10/5

外来の勤務は実際のところ楽?大変?外来ナースに必要なこととは…

育休明けや少し病棟に疲れちゃったというときに転職や移動されがちな外来。
日勤だけだし、ルーティン業務が多そうで病棟よりも楽なイメージを持たれることも多い部署だけど、実際はどうなの?
軽はずみに外来を希望して、こんなはずじゃなかったなんてことにならないように…実際の外来ナースの苦悩やメリットも探っていこう!

 

外来と病棟のお仕事比較

ナース専科調べ(2020年8月22日/有効回答数:200)

外来は病棟よりも楽そうというイメージを持つ看護師がいる一方で、約半数の看護師が外来での業務は、病棟以上または病棟と同じくらい大変なものだと感じているみたい。
では、その大変さの原因はなんだろう?そして、そこから導き出される外来看護師に必要なスキルとは?

 

病棟より外来の方が楽だと思われがちな理由

重症患者や急変が少ない

重症の患者が多い病棟に比べ、軽傷の患者だから。

急変が少ない。

以前外来に助勤に行ったが、忙しい時間もあるが落ち着いた時間もあったから。病棟では落ち着く時間がないから。

患者さんとの関わりが短時間

どんなに大変な患者さんでも、外来受診中だけの短い時間対応で済むから

患者さんと関わる時間が病棟より短い。

夜勤がなくて体力的に◎

夜勤がない。

夜勤がないのでシフト的に一定してるため

体力的には楽

定時や残業少なめが多い

病棟は入退院や急変の対応で予定通りに帰れない事が多いが、外来は受付時間が決められていて、予定が組みやすい。

その日その日で終わることが多いから

病棟は24時間、外来は時間が来たら終わりだから。

診療時間が終わったら、だいたい帰宅できる。その日の患者さん次第だが、残業になることが少ない。

外来だって大変!病棟より大変だと感じる理由

とにかく時間に追われている

人数が少ないのに複数の医師の指示受け、在宅調整、事務仕事が終わらない。

時間に追われる状況があり、いくつかのこと・何人もの患者のことを同時進行させなければならない。

病棟と違い時間に終われ、診療が長引くと昼休憩もご飯を駆け込むだけ。

医師に患者に気を遣うことが多い!

医師の診察の流れ、指示スムーズに対応するなど毎回気を遣うところが多い。

外来は病院の顔でもあるので病棟以上に気を遣う

医師の機嫌に振り回される.患者もパワハラもどきが沢山いる

急な対応や待ち時間の苦情処理が大変

外来ナースに必要なもの

検査や症状など幅広い知識

放射線科の検査なども受け持たなくてはいけないので病棟よりオールラウンダーでないといけない

いろんな症状の患者が来るから

様々な手術や検査の説明など詳しく知っている必要がある。

どこでも臨機応変さは大切

割り込み業務や緊急の処置などで全く仕事が自分の思い通りにならないため、臨機応変な対応が苦手な人にとっては病棟より辛いと思う。

ルチーンがないと思う。すべてケースバイケースで対応し機転きかないとできないのではないかと思う。

一人ではない医師の対応にあたり、併せて患者の需要を確認しつつ、必要時他職種と協働するという、多角的な面を要求されるため

短時間での判断力

幅広い知識がないと患者の安全が守れない。直観力が問われる。

短い時間でのコミュニケーションで、情報収集して、判断するスキルが必用だから神経をすり減らす

外来は、人間関係が出来ていない中で、短時間で患者のニーズを捉えたりと病棟とは、また違った大変さがあると思う

たくさんの来院患者の中からどの患者に重点的にかかわるか、また他職種との調整など一人一人の看護の質が試される場なので。

どちらもそれぞれの大変さがある

外来・病棟とも看護の上で要求される事に相違は無いと思います。

それぞれ違った忙しさがある。

病棟には病棟なりの、外来には外来なりの忙しさがある

医師のお世話も患者さんのクレームも内容に違いがあるが大変なのは同じ

 

イラスト・まえかわしお

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング