高血圧症
読み方:こうけつあつしょう
読み方:こうけつあつしょう
高血圧症とは
繰り返して測っても血圧が正常より高い場合のこと。最高血圧が140mmHg以上。あるいは、最低血圧が90mmHg以上。
分類
本態性高血圧症原因の判らないものをいい、高血圧症の約90%。遺伝的な因子や生活習慣などの環境因子が関与しており、生活習慣病と言われている。
二次性高血圧症体の中に血圧上昇の原因となるはっきりした病気があるもの。外科手術により高血圧の治療が期待できるものが含まれる。腎動脈狭窄、原発性アルドステロン症、褐色細胞腫など。
ガイドラインの変更
日本高血圧学会は5年ごとに改訂をしている・2019年版での高血圧の基準値には変更なく、診察室血圧140/90mmHgで、家庭血圧135/85mmHg。
合併症のない75歳未満の成人の降圧目標は130/80mmHg未満。一般成人、高齢者、冠動脈疾患患者の降圧目標を厳格に変更された。
治療の基本は生活習慣の修正とし、リスク層別化により低・中等リスクに分類された患者が降圧薬治療で140/90mmHg未満になった場合には、生活習慣の修正を強化して130/80mmHg未満を目指すとした。