まなび
  • 公開日: 2020/3/2

出血傾向に要注意!クロピドグレル(プラビックス)とは

クロピドグレル(プラビックス)
読み方:くろぴどぐれる(ぷらびっくす)

 

クロピドグレル(プラビックス)とは

血小板の働きをおさえて、血管内に血栓ができるのを防止する抗血栓薬。

心原性脳塞栓症を除く虚血性脳血管障害後の再発防止や、経皮的冠動脈形成術(PCI)が適用される虚血性心疾患、末梢動脈疾患の血栓・塞栓形成の防止などで使用される。

副作用や注意点

出血傾向が強まるため、アスピリンなど他の出血傾向を増強させる薬剤等との相互作用に注意する。高血圧患者への投与後は注意して観察する。抗うつ薬(SSRI)の併用でも出血を起こしやすくなる可能性がある。リハビリ等運動の種類によっては注意が必要。

また、血友病、消化管出血、尿路出血、喀血、眼底出血など、出血をともなう病気のある人は使用できない。

手術の場合、2週間くらい前から一時休薬することもある。

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