フェニトイン(アレビアチン)
読み方:ふぇにといん(あれびあちん)
読み方:ふぇにといん(あれびあちん)
フェニトイン(アレビアチン)とは
抗てんかん薬の一種。ナトリウムチャネルを阻害することで、脳の神経細胞の興奮が広がるのを防ぐ。
1908年に初めて合成された薬で、古くから使用されている。強直間代発作や部分発作に有効であるが、全般発作のうち短時間だけ気を失う欠神発作や、力が抜けてしまう脱力発作には無効とされている。
注意点
長期服用・大量服用などによって、小脳に悪影響を起こし自立歩行困難になることも。服用中はMRIなどによる画像診断を受け注意を払う必要がある。
血中濃度が20µg/mLを超えると急激に血中濃度が上昇し異常をきたすおそれがある。また、血中濃度のコントロールも非常に難しい。生活上の変化で血中濃度が上下してしまうため慎重な投与が必要。