まなび
  • 公開日: 2019/11/29
  • 更新日: 2020/1/17

割とメジャーになったホクナリンテープ。貼るだけで効果もあるが副作用にも注意!

ホクナリンテープ
読み方:ほくなりんてーぷ

 

ホクナリンテープとは

経皮吸収型の気管支拡張剤。剤形は角が丸い四角形の粘着テープ。主成分はツロブテロール。交感神経のβ2受容体を刺激することで気管支筋を拡張させる。

薬効

気管支喘息、急性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫の気道閉塞性障害による呼吸困難などの症状を改善する。

血中濃度が6~8時間後に上がって、24時間以上効果が持続。

ツロブテロール成分が入っている薬剤

  1. ホクナリンテープ
  2. セキナリンテープ
  3. ツロブテロールテープ

副作用

動悸、顔面紅潮、しびれ、ふるえ、のどの渇き、貼っている部分のかぶれなど。これらが見られた場合は、すぐに中止し(貼っているものははがし)主治医に相談してください。

また、テープの種類も体格に応じて3種類ある。特に2人以上のお子さんがいる場合は間違えないよう注意が必要。

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