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療養型病棟での話です。NGチューブの交換はナースが行います。エア音の確認をふたりで行います。もちろん、引いて胃内容物の確認もふたりでします。
レントゲン撮影はなく、医師によるエア音の確認なんてありません。これって療養型病棟では普通のことですか?
■小規模病院や療養施設などは「看護師が挿入する」が多い傾向
マーゲンチューブは看護師で挿入し胃泡音を2人で確認だけです。レントゲンで撮影はないです。わたしも最初は慣れず戸惑っていましたよ。
うちもナースが入れてWチェックしています。
音が小さいと使用開始時不安になりますよね。
小さい病院じゃあたりまえ
うちの病院では初めての場合は、医師がレントゲンで挿入の長さを確認し、その長さに印付けたり計画に記録してます。
その後、v看護師が挿入・胃内容とエアで確認してます。
■「医師の確認が必須」な病院増加中
前にいた急性期の病院はドクターが挿入しカテ先をレントゲンで確認してました。
民間病院ですが、私の職場は胃管挿入は全てDrが行います。挿入後のレントゲンも毎回行います。
大学病院などの大規模な病院のナースの友達は、入れたことが無い方がほとんどですね。
透視下で確認しながら入れ替えます。検査技師さんに入れ替え任せている先生もいますよ。
配属された当初はナースのダブルチェックだけでしたが、先生が代わってから、レントゲン撮影し、先生の許可を得る事になりました。
■「看護師が挿入→医師がレントゲン確認」のパターン
療養病棟です。MT入れて自分で音確認し、レントゲン、医師が画像で再確認です。療養は包括なんで料金取れないのにね。
看護師が挿入し胃泡音、胃内容物がひけてから、医師にレントゲン指示を入れてもらい、レントゲンで医師が確認するまでは栄養は入れません。
■誤挿入防止のためにできること
私の職場もレントゲン無しで、気泡音をダブルチェックでした。私個人としてはそれだけでは怖いので、複数の方法で確認するようにしてます。
入れ替えたときには、白湯をゆっくり流してむせないことを確認する。など。
PDMAの医療安全情報No.42にも「複数の方法で確認することが望ましい」とありますので、一度見てみてください。レントゲンには限定してませんよ。
レントゲンを含めて複数の確認をした場合でも、その後の観察を怠らず、異常の早期発見に努めることこそが大切なのではないかと思います。
NGチューブの誤挿入は、事故報告だけでもかなりの事例報告がなされています。
誤挿入防止策として、胃液吸引、pH確認、3点聴取、レントゲンによる位置確認が挙げられています。
関連トピック:「
NGチューブ
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イラスト・なしま