用語:顆粒球エステラーゼ
読み方:かりゅうきゅうえすてらーぜ
読み方:かりゅうきゅうえすてらーぜ
顆粒球エステラーゼとは
生体内における炎症の存在をよく反映する酵素。炎症マーカーとして活用される。子宮頸管炎や膣炎の有無を知ることができ切迫早産、前期破水、早産の診断に有用。
妊婦の子宮頚管部より採取した粘液を検体として用い、顆粒球エラスタ-ゼ量を測定する。
基準範囲
1.6 μg/mL 以下
そもそもどんな働きがある?
異物や細菌の破壊する殺菌の効果があり、生体防御において大きな役割を果たしている。
しかし自己組織に対しても破壊的な働きをして炎症反応を起こすため、生体内の炎症の存在をよく反映している。
それを測定することで炎症の把握に非常に有用と考えられている。