エッセイ

「看護師って大変だなぁ」と感じてしまう、8つのシーンとその対処法

2019/10/7

看護師が仕事中に感じる大変さ

看護師の仕事は大変だ、とよく言われていますが、今回は実際に看護師として働いている中で「看護師って大変だよなぁ」と感じてしまう10のシーンをご紹介したいと思います。

皆さんもこんなとき、大変だなぁと思ってしまいませんか?

1.体調不良でも気軽に休めないとき

体調不良でも気軽に休めないとき

どの職場も看護師は慢性的な人手不足。多少の体調不良であっても、「自分が今日休んじゃうと仕事が回らない」という責任感から、つい無理をしてでも出勤してしまいがちです。

2.毎日残業が続いてしまったとき

緊急入院や患者さんの急変など、看護師の仕事は何が起るかわかりません。

遅番や次の時間帯の人へ仕事を回すようにしなさいと言われても、自分がやらなくてはいけないことも多いため、終業時間を大幅に過ぎても帰れるめどはたちません。

3.パソコン作業が多いとき

電子カルテ化により、パソコン入力で様々なデータを入力し、書類を作成しますが、その量がとても多いため、入力が遅いとそれだけ帰る時間も遅くなります。

看護師のはずなのにパソコン作業が多くて帰れない、という事態に陥ってしまい、「これって患者さんのためじゃなくて、病院のためじゃない?」とすら思ってしまいます。

4.夜勤中一回も休憩が取れないまま朝を迎えたとき

夜勤中一回も休憩が取れないまま朝を迎えたとき

二交代制の職場の場合、夜勤は12時間を超える勤務時間となりますが、夜間に急変や緊急入院があると、本来とれるはずの休憩が全く取れないまま朝を迎えることもあります。

休憩なしでモーニングケアに回らなくてはいけない時間になってしまうと、いつも以上に朝日がまぶしく感じます・・・。

5.患者さんから傷つくことを言われたとき

「看護師のくせに」「看護師なのに」と、患者さん側から「看護師はこうあるべき」という考えを押しつけられるような言い方をされたり、言葉の暴力があったりすると、「それは看護師の仕事じゃないのに」「なんでこんな言われ方をされなきゃならないの?」と考えてしまい、辛くなります。

6.身体介助が続き、腰を痛めてしまったとき

朝の申し送りが終わり、患者さんの清潔介助に入るとき、「よし、頑張るぞ」と気合いを入れるのは、筆者だけではないはず。寝たきりの患者さんの全身清拭や入浴・移乗介助が続くことで、いくらボディメカニクスを意識していても腰を痛めてしまいがちです。

7.世間が休みの時期にも休めないとき

GWやお正月、お盆期間など、世間がお休みのときでも病院には入院患者さんがいるため、看護師全員が休むわけにはいきません。

中には「あえて休日をずらすためにこの期間は働きたい」という方もいらっしゃいますが、渋滞情報を見ていると思わず「私も少しくらい休みたいな」と感じてしまいます。

8.友達とのスケジュールが合わないとき

定休がなく、シフト制で仕事をしているため、友達とスケジュールを合わせにくいのが看護師です。

事前に休みを合わせていたつもりでも、突然勤務変更をお願いされてしまい、予定が変わってしまうこともあります。

 

看護師として大変な場面を乗り越えるために

看護師として大変なこれらの場面に対し、どう乗り越えていけばよいでしょうか?

意識して休息をとろう

お休みの日はもちろんのこと、仕事から帰ってきたらなるべく意識して休息をとるように心がけることが大切です。疲労がたまると周囲のちょっとしたことに対しても「なんで私だけ」「看護師じゃなかったら」とイライラしたり、ストレスをためてしまったりして、体調不良にもつながってしまいます。

仕事が大変だと感じてしまったときは、帰宅したら必要最小限のことのみ片付けて、「また頑張ろう」と思えるように意識してお休みをとることが大切です。

自分の意見は信頼できる相手へ出していこう

「もっとこうすれば、大変な仕事も少しは軽減できるのに」という考えがある場合や仕事上の不満は、それを信頼できる相手へ出していきましょう。このとき大切なのは、「信頼できる相手へ」という点。直接上司へ伝えてしまうと、「実際のことも知らないで」と不快感を与えてしまう可能性があります。

そのため、まずは信頼できる人へ「相談」という形で出していき、伝え方を相談した上で小出しにしていくことが大切です。

 

大変だけど、その分看護師としてのやりがいもある!

看護師の仕事は大変なことが多いですが、その分やりがいも大きい仕事だと思います。

身体介助が続き、心身ともに「大変だ、辛い・・・」と思っているときでも、終わった後に患者さんから「さっぱりしたよ。ありがとう」と一言声をかけていただくだけで、「よし、頑張ろう」と思えます。こういったやりがいがあるからこそ、大変だとしても今日も看護師として働けているのだろうな、と思います。

この記事を書いたのは

山村 真子 看護師として働きながら、ライターの仕事もしている、アラフォーママナース。看護系以外にも、育児や病気、介護など幅広い分野の執筆を行っています。時短勤務中だが、毎日定時に帰れるはずもなく、保育園の送迎はいつもギリギリなのが最近の悩み。

イラスト・k.nakano

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