看護師にとって必須アイテムの1つである時計。機能は重視したいし、おしゃれにも見せたい…! 時計は頻繁に買い替えをしないので、慎重に選びたいもの。
今回は腕時計とナースウォッチ、どちらがよいのかそれぞれの特徴とともにご紹介していきます。 自分に合った時計を見つける参考にしてみてください!
腕時計派?ナースウォッチ派?
最近では腕時計を禁止する職場もあるため、まずは職場のルールを忘れずに確認しましょう。 それでは、腕時計、ナースウォッチそれぞれのメリットとデメリットをみていきたいと思います。
腕時計のメリットとデメリット
<腕時計を使用するメリット>腕に時計があると、すぐに正確な時間がわかり便利です。着替えの際にも、わざわざ付け外しをする必要がありません。 また、腕時計は様々なデザインのものがあるので、気分や洋服によって腕時計を変えることもでき、おしゃれも楽しめるでしょう。
<腕時計を使用するデメリット>手洗いが多い看護師にとって、防水機能付きであることは必須です。そのため、ある程度デザインが限られることがあります
また、患者さんに接触した時のリスクもあるため、素材やデザインも無視できません。
ナースウォッチのメリットとデメリット
<ナースウォッチのメリット>看護師のために作られた時計なので、看護師が使いやすく作られています。画面が逆さになっているので、白衣につけても読みやすく、脈拍を測定した後に計算をしなくて済む機能や、暗い所でも光る機能がついているものもあります。値段も手ごろなものが多いです。
<ナースウォッチのデメリット>看護師を対象にした商品なので、デザインが限られています。 キャラクターものやシックなデザインなど、少しずつ増えてきていますが、腕時計に比べると選択肢は狭まります。
また、白衣につけたりポケットに入れて使うものなので、白衣を洗濯するときには取り外す必要があります。
腕時計派へ~おすすめの腕時計~
やっぱり腕時計が便利だと感じている人におすすめの腕時計2つです。
その1 GショックやBABY-Gは看護師の定番
看護師に人気の腕時計のひとつ。丈夫で、水を気にせず手洗いできるのはもちろん、秒針があるものを選べば、点滴や脈拍測定時も問題ありません。
女性の時計としては大きめのイメージがありますが、バンドがソフトなゴムでできているので、万が一患者さんにあたっても傷をつけにくいといえます。
ナース専科トクするモールでは、ナース専科会員限定でカシオの時計が特別価格で購入可能です。よかったらこちらもチェックしてみてくださいね。
その2 人気上昇中のスマートウォッチ
防水タイプのスマートウォッチを使用している看護師も増えています。スマートウォッチがあると消費カロリーや自分自身の脈拍までわかります。
秒針がなくてもタイマー機能を利用すれば、滴下を調整したり、患者さんの脈拍を測ったりもできます。アラーム機能が付いていることが多いので、仕事のうっかり忘れ防止にも便利です。
デザインは凹凸のないものが多いので、他人にぶつけて皮膚を傷つける心配も少ないです。
ナースウォッチ派へ~選び方のポイント~
ナースウォッチというと、機能はよく考えられているけどデザインが…と思っている人が多いかもしれません。
しかし、最近ではナースウォッチの種類も増えているので、好みのものが見つかる可能性も大です。選ぶ時のポイントを幾つか紹介します。
クリップ式?針固定式?それともスプリングバネ?
ナースウォッチは腕でなく、白衣につけて使用する時計です。どのように固定をするかが問題です。
クリップで取り付けるナースウォッチは、取り外しの簡単さがメリットです。針で固定をすると取り外しは少々面倒でも落としてしまう心配がありません。なかにはポケットにしまっておいて、必要時にだけ取り出して見るスプリングバネやチェーンのものもあります。バネやチェーンは長く伸びるので、滴下数を確認するときには便利ですよね。
重さもチェック
ナースウォッチは胸のポケットに取り付けている看護師が多いと思います。あまりに重いとポケットがたるんでだらしなく見えることもあるため、見た目だけでなく重さを頭に入れて購入することが大事です。
嬉しいプラスアルファーの機能
最近では、ナースウォッチの種類も増えてきたので、プラスアルファーの機能を備えて他と差をつけているものがあります。
●蓄光機能暗い場所でも光るので夜間の点滴確認時には便利です。
●脈拍数計算尺16×4や、19×3の脈拍の計算が面倒な人に向けたもの。計算をしなくてすみます。
●電波式電波式だから毎日自動的に時間を修正してくれるので、常に正確な時間が知りたいという人にはおすすめです。
時計は長く使うものだから自分に合ったものを
看護師にとって時計は必需品です。 腕時計でもナースウォッチでも、ポイントを押さえていれば、失敗することなく買い物ができると思います。
仕事の時に使うものなので、妥協はせずにじっくり探してみてくださいね。
この記事を書いたのは
mathy
日本でナースとして働き、長年の夢であったオーストラリア移住を夫婦で果たしました。オーストラリアで3人の子供を出産し、今はライターとして、健康記事や美容記事を中心に執筆活動しています。
イラスト・ミキ