過度の一般化
読み方:かどのいっぱんか
読み方:かどのいっぱんか
イラスト・dosankotsukushi
過度の一般化とは
自分の個別的な経験を、一般的な事例や法則へと置き換えてしまう事。
簡単に説明すると、一度の失敗でこれからもずっと失敗するものだと思い、一度の成功で他のことも全部成功するものと思ってしまう。かつ、そう固く信じ疑わないこと。
例1
→「きっとこれから一生、不幸が続くんだ」
実際には、不運が続くことはあっても、それが一生続くかどうかは誰にも分からない。
例2
→つまりすべての鳥類は飛べる
極端な例だが、これも過度の一般科といえる。(ニワトリ、ダチョウ、ペンギンは飛べない鳥類)
過度の一般化を悪用
「みんながあなたのこと言ってる」とネガティブな場面で使う人がいる。大抵、マウントをとるようなものなので、具体的に「誰が?」「いつ?」「どんな場面で言っていたのか?」をひとつずつ詰めて聞くと大抵しどろもどろになる。その他
フラれる、試験に落ちる、不幸に見舞われた直後など、強いストレスにさらされた時は誰でも「過度の一般化」に陥りやすい傾向がある。しかし時間が経ち、冷静になるとただの思い込みだったことが分かる。