まなび
  • 公開日: 2019/9/28

子宮頸部の細胞診。評価分類のひとつ、日母分類とは?

日母分類
読み方:にちぼぶんるい

 

日母分類とは

子宮頸部の細胞診の評価を示した分類。

  1. クラスⅠ 正常
  2. クラスⅡ 異形細胞はあるが良性変化 
  3. クラスⅢa 軽度~中等度異形成を想定
  4. クラスⅢb 高度度異形成を想定
  5. クラスⅣ 上皮内がんを想定
  6. クラスⅤ 浸潤がんを想定

参考:日本母性保護産婦人科医会、1998

他の分類も

細胞診を行ったあと、どの分類を使うかは病院によって違う。例えば日本産婦人科医会では「ベセスダシステム」という国際標準の分類で報告するよう統一している。基本的な部分は同じだが、全て同じということではない。

地方の学会によっては陽性・陰性・疑陽性の3種類だけに分類しているところもある。

      

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