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わかりやすい看護用語まとめ

摘便は基礎中の基礎。いまさら学ぶことある?復習ついでに値段(診療報酬)も調べてみた

2019/9/16

摘便
読み方:てきべん


イラスト・dosankotsukushi

摘便とは

肛門から指を入れ、便を摘出する医療行為。直腸内に便が貯留し、自然排便できない場合に行なわれる。

手技

  1. 潤滑剤(グリセリンなど)を使用して、肛門内に手指を挿入
  2. 肛門や直腸を傷つけないように、便を掻きだす

臨床ではレシカルボン座薬などを補助的に使用してから、摘便を実施することもある。

摘便を希望して救急受診

救急外来に勤める医療職者の話によると、摘便を希望して受診してる患者が来ることがあるとのこと。診察した上で経過観察や浣腸を提案するが、本人の強い希望で摘便をすることも。

摘便の値段

摘便の医科診療報酬点数を調べたところ「JO22-2 摘便 100点」とある。つまり摘便は1,000円の価値がある手技とも言える。

その他

ネットで調べたところ、看護師個人で独自の技術を持っているようだ。患者さんの状態にあわせて小指や中指など、指を使い分けるケース。

また、指で砕けないほどの硬便、患者が怒責困難な場合など2本の指を使うケースもあるとのこと(ただし挿入が最小限になるように実施)。

しかし、あくまで基本は1本指での実施。便秘によるリスク、腸管の損傷のリスク、患者さんの苦痛を軽減できるか、などをアセスメントしてから実施することが重要。

また、ゴム手袋が破れるケースに備え二重で装着する人も。いずれにしても、双方の安全を図る必要がある。

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