まなび

第108回看護師国家試験

【小児看護学11】過去問を解いて”第108回 看護師国家試験対策”をしよう

2018/12/7

過去13年分の看護師国家試験の問題から分野別に10問をピックアップ。

解答だけでなく解説も載せているので、なぜその答えなのかも理解していきましょう。必修・一般・状況設定などは出題問題数も多いので、サクサク解いていくことで試験本番のシミュレーションもできます。

今回の出題分野は…

小児看護学

1問ごとに答えと解説をチェックするもよし、全問解いてからチェックするもよし。

さっそく問題を解いていきましょう!

第1問

2歳6か月の幼児で正常な発達と判断されるのはどれか。

答え:【3】

1.(×)4歳頃に発達する。
2.(×)7~8か月くらいで発達する。
3.(○)「ワンワン、キタヨ」「マンマ、タベル」などが二語文である。
4.(×)1歳から1歳4か月くらいで発達する。

第2問

Aちゃん(4歳)は、風邪で小児科外来を受診した。診察を待っている間、母親から看護師に「昼間は自分でトイレに行けるようになったのに、まだおねしょをするのですが大丈夫でしょうか」と相談があった。看護師の対応で適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)5~6歳頃までは夜間の尿量調節機能が発達途中であるため、夜尿に関しては様子見でかまわない。
2.(×)睡眠を妨げるため望ましくない。
3.(×)睡眠を妨げるため望ましくない。
4.(×)5~6歳頃までは夜間の尿量調節機能が発達途中であるため、夜尿に関しては様子見でかまわない。

第3問

乳児が成人に比べ脱水になりやすい理由で正しいのはどれか。

答え:【1】

1.(○)尿細管での水の再吸収能力が低く尿を濃縮できないため、脱水に陥りやすい。
2.(×)体重当たりの基礎代謝量は多い。
3.(×)体重に占める水分の割合は、成人が60%で、乳児が70~80%である。
4.(×)体液における細胞内液の割合は、成人と乳児で差はない。細胞外液の割合は成人で20%、乳児で30~40%である。

第4問

Aちゃん(2歳10か月)は、両親と生後3か月の妹と4人で暮らしている。Aちゃんは、6日前に発熱および不定形の発疹が腹部と背部とに出現した。解熱薬の使用によって、体温は一時的に低下したが、再び上昇したので受診した。受診時、口唇の充血と乾燥とが著名で、眼球結膜の充血と四肢の硬性浮腫とがみられた。受診時の血液検査の結果は、CRP15.7mg/dl、AST(GOT)22IU/L、ALT(GPT)54IU/Lであった。Aちゃんは川崎病と診断され、入院した。アスピリンの内服とγ-グロブリンの点滴静脈内注射とが開始された。入院時のAちゃんへの看護で適切なのはどれか。

答え:【4】

1.(×)室内歩行は自由であるが、血管の炎症が激しい急性期は、走ったり興奮したりすることを避ける。
2.(×)高エネルギー食にする必要はない。口当たりのよいものを摂取させる。
3.(×)弾性包帯で下肢を圧迫する必要はない。
4.(○)γ-グロブリン点滴中にアナフィラキシーショックを起こすことがある。

第5問

Aちゃん(2歳10か月)は、両親と生後3か月の妹と4人で暮らしている。Aちゃんは、6日前に発熱および不定形の発疹が腹部と背部とに出現した。解熱薬の使用によって、体温は一時的に低下したが、再び上昇したので受診した。受診時、口唇の充血と乾燥とが著名で、眼球結膜の充血と四肢の硬性浮腫とがみられた。受診時の血液検査の結果は、CRP15.7mg/dl、AST(GOT)22IU/L、ALT(GPT)54IU/Lであった。Aちゃんは川崎病と診断され、入院した。アスピリンの内服とγ-グロブリンの点滴静脈内注射とが開始された。Aちゃんは妹の誕生後、母親からなかなか離れないことが多くなっていたという。最近は、妹のおもちゃを取り上げ、注意されるとすねて返さないことがあった。Aちゃんは排尿は自立していたが、入院後は失敗することが多くなった。Aちゃんのアセスメントで適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)赤ちゃんがえり(退行現象)がみられる。
2.(×)自我同一性の確立は青年期の発達課題である。
3.(×)Aちゃんは妹に母をとられたと不安になっている。その前提には母親とのアタッチメントの形成がある。
4.(×)2歳ではそもそも感情のコントロールはできない。

第6問

Aちゃん(2歳10か月)は、両親と生後3か月の妹と4人で暮らしている。Aちゃんは、6日前に発熱および不定形の発疹が腹部と背部とに出現した。解熱薬の使用によって、体温は一時的に低下したが、再び上昇したので受診した。受診時、口唇の充血と乾燥とが著名で、眼球結膜の充血と四肢の硬性浮腫とがみられた。受診時の血液検査の結果は、CRP15.7mg/dl、AST(GOT)22IU/L、ALT(GPT)54IU/Lであった。Aちゃんは川崎病と診断され、入院した。アスピリンの内服とγ-グロブリンの点滴静脈内注射とが開始された。心エコー検査で冠状動脈瘤が発見されたが、Aちゃんは元気にしており、退院することになった。Aちゃんの家族への退院指導で適切なのはどれか。

答え:【4】

1.(×)冠動脈瘤で運動制限になる例は希である。
2.(×)アスピリンの内服は継続されるが、塩分制限はない。
3.(×)冠動脈瘤で興奮を制限する例は希である。
4.(○)γ-グロブリンの大量投与を受けた後は、6か月間は予防接種を見合わせる。

第7問

定期予防接種の対象ではない疾患はどれか。2つ選べ。

答え:【4、5】

1.(×)麻疹は、麻疹・風疹混合(MR)として定期予防接種に含まれる。生後12~24か月未満に接種する1期と、小学校就学する前の1年間に行う2期からなる。
2.(×)平成26年10月1日から、水痘ワクチンが定期接種となった。生後12月から生後36月に至までの間が対象。
3.(×)平成28年10月1日からB型肝炎(水平感染予防)は定期予防接種となった。1歳未満の乳児が対象である。B型肝炎の母子感染予防は任意接種である。
4.(○)A型肝炎は任意予防接種である。
5.(○)流行性耳下腺炎は任意予防接種である。

第8問

6か月の乳児に離乳食を開始する親への説明で適切なのはどれか。2つ選べ。

答え:【2、5】

1.(×)食事の回数は1日1回一さじずつから開始する。
2.(○)乳児は自分の唾液と混ぜてどろどろにすることができないため、滑らかにすりつぶした状態のものから与える。
3.(×)生後6か月ごろ、体重7kg前後が離乳食開始に適当な時期である。
4.(×)消化器官・腸内細菌叢が未発達な乳児の場合、腸管までボツリヌス菌が届いてしまうことがあるため、1歳未満の乳児には与えてはいけない。
5.(○)離乳食開始時期は、母乳やミルクは飲みたいだけ与える。1歳を過ぎても母乳は児に対して重要な栄養学的貢献をする。

第9問

糖尿病でインスリン療法中の小学3年生。自分でできる療養行動の目標で適切なのはどれか。2つ選べ。

答え:【1、4】

小学校3年生で可能なのは血糖値の測定と、インスリンの注射である。食品の単位計算やインスリン注射量の調節は、計算力が必要となるためまだ十分に行えない。シックデイ対策のように、複雑な状況判断が必要な処置もまだ難しいと考える。

第10問

A君(10歳、男児)は、既往歴はなく健康である。A君の弟のB君(5歳)は白血病のため入院しており、治療の一環として骨髄移植を必要としている。A君がドナー候補に挙がっており、両親はA君をドナーとした骨髄移植を希望している。骨髄移植に関するA君への看護師の説明で適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)骨髄採取は全身麻酔下で行われるが、術後は痛みを伴う。
2.(×)10歳の発達にあわせて状況を説明することが大切である。
3.4.(×)A君が自分の意思で骨髄移植に臨めるような説明が必要。


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