まなび

第108回看護師国家試験

【成人看護学11】過去問を解いて”第108回 看護師国家試験対策”をしよう

2018/12/4

過去13年分の看護師国家試験の問題から分野別に10問をピックアップ。

解答だけでなく解説も載せているので、なぜその答えなのかも理解していきましょう。必修・一般・状況設定などは出題問題数も多いので、サクサク解いていくことで試験本番のシミュレーションもできます。

今回の出題分野は…

成人看護学

1問ごとに答えと解説をチェックするもよし、全問解いてからチェックするもよし。

さっそく問題を解いていきましょう!

第1問

膀胱鏡検査で適切なのはどれか。

答え:【3】

1.(×)砕石位で行う。
2.(×)尿道に粘膜麻酔を行う。仙骨硬膜外麻酔を用いる場合もある。
3.(○)滅菌した内視鏡を膀胱に挿入後、滅菌蒸留水を注入して膀胱内の視野を確保して検査を行う。
4.(×)逆行性感染を防ぐために、水分摂取を励行する。

第2問

思春期以降に罹患すると男性不妊の原因となることがあるのはどれか。

答え:【4】

流行性耳下腺炎に思春期以降の男性が罹患した場合、重症化することがあるほか、高率に精巣炎を発症し、男性不妊の原因になる。

!– ★★★回答単一選択用★★★ –>

第3問

勃起不全治療薬の併用禁忌はどれか。

答え:【3】

勃起不全治療薬のバイアグラは、血圧低下作用がある。ニトログリセリンにも血圧低下作用があるため、併用によって相乗効果で急激な血圧低下に陥る危険性がある。

第4問

前立腺癌で前立腺全摘出術後に起こりやすいのはどれか。

答え:【2】

1.(×)跛行(はこう)とは、外傷、奇形、その他の疾患により正常な歩行ができない状態のことで、前立腺とは関係ない。
2.(○)前立腺全摘出術では、前立腺と共に内尿道括約筋を切除してしまうので、術後に尿失禁を起こしやすい。
3.(×)女性化乳房は、肝機能の低下、抗男性ホルモン剤服用時、精巣腫瘍などでみられる。
4.(×)排便回数の増加は関係ない。

第5問

広汎子宮全摘出術後の排尿障害への対応で適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)手術時の骨盤神経の損傷により、尿意鈍麻、排尿困難などがみられる。そのため用手膀胱圧迫も必要になる。
2.(×)残尿があると感染の原因になるため、飲水を促して尿量を増やし、適宜導尿を行って膀胱内を洗い流す必要がある。
3.(×)残尿が50mlになったら残尿測定を中止する。
4.(×)留置カテーテルを使用することによって尿意が余計に分かりにくくなる。

第6問

23歳の男性。突然の胸痛と呼吸困難のため受診し、自然気胸と診断された。1週間安静にして様子をみていたが改善しないため入院した。胸腔ドレーンが挿入され、水封式装置につないでドレナージが開始された。 胸腔ドレナージ施行中の看護で適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)水封室の連続的気泡は胸腔ドレナージのエアリークを示すため、早期発見が必要である。
2.(×)吸引圧調節ボトル内の水は、胸腔との直接的な連絡はないため、無菌である必要はない。
3.(×)排液ボトルは満タンになる少し前に新しいものと交換する。
4.(×)胸腔と排液ボトルに落差をつけることで吸引圧が保たれている。ボトルを高く上げると吸引圧が低下し、排液が逆流することがあるため危険である。

第7問

23歳の男性。突然の胸痛と呼吸困難のため受診し、自然気胸と診断された。1週間安静にして様子をみていたが改善しないため入院した。胸腔ドレーンが挿入され、水封式装置につないでドレナージが開始された。 退院後、自然気胸の再発を繰り返したため、胸腔鏡下で手術を行うこととなった。手術前の説明で適切なのはどれか。

答え:【1】

1.(○)胸部に3カ所小切開を加えて手術を行う。
2.(×)手術によって外界から胸腔内に空気が入り、肺が虚脱するのは避けられないため、術後は胸腔ドレーンを挿入する。
3.(×)術後は自発呼吸と胸腔ドレーンによって呼吸状態の改善がはかれるため、人工呼吸器は必要ない。
4.(×)肺に孔のあいた部分を切除し縫縮するため、再発の危険性はうすい。

第8問

53歳の男性。営業職の会社員。喉頭癌の診断を受けた。医師から、声帯への浸潤と両側の頸部リンパ節転移とがあり、治療法として喉頭全摘術、放射線照射および化学療法があることが説明された。翌週、妻と再度受診し治療方針を決めることとなった。
患者は妻に伴われ受診し、病状から手術療法が勧められた。「手術で声が出なくなるなんて、どうしたらよいのだろう。仕事はできなくなるし」と不安そうである。妻は「夫は最近ふさぎ込み、よく眠れないようです。がんのことも、今の夫の状態も心配です」と話した。夫婦への対応で最も適切なのはどれか。

答え:【4】

1.(×)患者の悲しみや不安を受け止めていないので適切ではない。
  2.(×)励ましでは不安は緩和されないと思われる。
3.(×)現実からの逃避を促す働きかけである。不安をむやみに長引かせるだけなので適切ではない。
4.(○)術後は声が出なくなるという不安に対し、人工喉頭という補助具により対処できるという方法を伝え、希望をもたせているため適切である。

第9問

53歳の男性。営業職の会社員。喉頭癌の診断を受けた。医師から、声帯への浸潤と両側の頸部リンパ節転移とがあり、治療法として喉頭全摘術、放射線照射および化学療法があることが説明された。翌週、妻と再度受診し治療方針を決めることとなった。
その後患者は手術に同意し、喉頭全摘術と頸部リンパ節郭清術とが行われた。手術後の集中治療室での体位と頸部の固定法で適切なのはどれか。

答え:【1】

喉頭全摘出術後は頸部の創の安静をはかるため、頭頸部を固定し、頸部の運動を制限する必要がある。

第10問

53歳の男性。営業職の会社員。喉頭癌の診断を受けた。医師から、声帯への浸潤と両側の頸部リンパ節転移とがあり、治療法として喉頭全摘術、放射線照射および化学療法があることが説明された。翌週、妻と再度受診し治療方針を決めることとなった。
術後10日。瘻孔がないことが確認され食事が開始された。本人と妻は「気管孔が開いたままで食事することの注意点を、退院までにしっかり聞いておきたい」と話した。助言で適切なのはどれか。2つ選べ。

答え:【2、4】

1.(×)喉頭摘出術後は、鼻や口の呼吸の出入りがなくなる。吸うことができないため、ストローは使えない。
2.(○)一口が多いと鼻腔へ逆流しやすくなる。飲み込む時に鼻をつまむと逆流を防止することができる。
3.(×)麺類をすすることができなくなる。
4.(○)鼻腔内の空気の出入りがなくなり、においを嗅ぐことができなくなるため、味覚が低下するおそれがある。
5.(×)胃の貯留機能は問題ないため分割食にする必要はない。


【おすすめアプリ】 看護師国家試験3000問 ナース専科
看護師国家試験アプリナース専科

12年分 約3000問の過去問を無料で解くことができます。
出題基準変更後の第107回看護師国家試験問題も収録!
全問詳しい解説つきだから、今すぐ国試対策をはじめられます。


iPhone版インストール google-play

第108回看護師国家試験の新着

まなびの新着

検索