エッセイ

ナースのちょっとイイ話

看護師の母へ抱いた「淋しさ」と「誇り」。そして今、私は…

2018/9/5

テーマ:私をナースへと導いたきっかけ

一番はじめの上司は、母でした

母

看護師としての母を見て

私の母は、65才を過ぎた今も、現役のナースです。

自分のそばにいてほしいと甘えることはできず、二つ下の妹と、留守番をして、過ごしていました。私が幼稚園の頃にはフルタイムで勤務しており、病気をしては母の勤める病院に通っていました。受診して母に会えても、そこには看護師としての母しかおらず、淋しく感じていました。

しかしそれと同時に、颯爽と仕事をする姿がとても格好よく、いつもと違う表情も、誇らしく感じていました。

夢が叶った

私が看護師になると言ったのは、幼稚園の時でした。その頃は、「看護師になれば母の側に居られる」という幼い考えだけでしたが、看護師になるといった言葉をすごく喜んでくれたことはいつまでも忘れられず、約束を果たすつもりで看護師になりました。

衛生看護科に入学し、准看護師の資格を得て、母の勤めるクリニックで一時、バイトをするようになりました。看護師に憧れがあったわけでもなく、現実の中でくじけそうなときもありましたが、幼い頃の夢がかない、母の側で学ぶことまでできました。

私の、一番はじめの上司は、母でした。

どうしても看護師になりたかったわけではないですが、これまでの経験を思い返しても、この仕事につくことが出来て良かったと思っています。

●執筆● ぴあさん


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