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急性期病棟で働く新人看護師です。
入職して半年が経ちますが、夜勤に入れない、入院もとれない状況が続いており、回りに迷惑ばかりかけてます。
つい先日、上司から慢性期病棟への移動を提案されました。話を聞いたときは、見込みのない人は出たほうがいいとおもったのですが、半年かけて慣れてきていると思えるようになったので、新しいところでまた覚えるというのは、結局同じようになってしまう気がして恐いです。
今の病棟はとても良い方ばかりで、病院1と言われるくらい人間関係はいいです。甘えかもしれませんが、今のところで働きたい気持ちはあります。しかし状況的にどうすればいいか分かりません。プリセプターさんにも、迷惑かけっぱなしで、委縮してしまい上手く相談できません。
辞めたくはないですし、頑張りたい気持ちもありますが、急な話に混乱しており整理がつきません。なにかアドバイス戴けたらと思います。
慢性期への異動を勧められた…
■異動経験者は…
私も1年目できが悪くて、2年目に慢性期の所へ異動しました。浅い経験談ですが、慢性期でも急性期になったりしますし、色々学べますよ。 今では異動して良かったと思っています。急性期で潰れてしまっては意味がないです。
最初は一般の混合病棟でした。7月になっても夜勤に入れない私に対し、先輩方は「出来ない子」という目に変化。そんな中、突然9月1日付けで療養に異動と辞令が、、、私も要らない人間。看護をしたらいけない人間。だと落ち込みました。が、数年経って振り返ると、あの時の異動のおかげで今の私があると思えるようになりました。
病院から老健に異動になったことがあります。どうして私が…と、その日は泣き、1ヶ月半、毎日偏頭痛に悩まされました。
でも、老健で働いてしばらくすると、とてもやりがいのある仕事だと感じるようになりました。きっと、施設を下に見ていたのでしょうね。
■慢性期=落ちこぼれじゃない!!
慢性期は「見込みのない人」が行く場所ではありませんよ。 急性期も慢性期も、役割が違うだけでどちらが上とかではないし、急性期でバリバリやってた人でも、慢性期では使えないって人もいます。
急性期=できる看護師。慢性期=できが悪い看護師。 誰がこんなことを言い始めたんでしょうね。
看護は、幅が広く、奥も深いです。急性期だけが全てじゃないし、病院だけが全てじゃないです。
上司がこの数ヶ月、あなたを見て、慢性期の方がいいと判断されての提案だったのだと思います。大変いい職場とのことなので、上司も良き上司なのでしょう。その上司が、いろんなことを見て聞いての判断、提案なのだとしたら、客観的に評価されてのことですから、あなたにとって、今後のことを考えると良い方向になる気がします。
■潰れるより学べ!
今の病棟に慣れて居心地は良いのでしょうが、夜勤や救急などでボロボロになって移動希望していくよりも、今の心の傷つかないうちに早めの展開の方が結果的には良い看護ができるかもしれないです。
人には向き不向きがあります。慢性期は病状が安定されている方がほとんどです。 ゆっくりしたペースで覚えられると思いますよ。 急性期で働きたいとやはり思うなら、そこでまた上司に言えば良いのでは?まだまだ看護師になったばかりですからチャンスはいくらでもありますよ。
慢性期は入院が長い人ばかりですから、処置や看護がルーチン化されてることが多く、新人ナースを育てるには向いてるかと思います。 急性期で学んだことがすべて無になる訳ではありません。急性期で得た経験が活かされる場面も多々あるはず。
いろいろな看護があります。無理してストレスを溜めてしまい、自分が潰れてしまっては良い看護はできないと思います。 どんな看護がしたいのかをもう一度考えて答えを出してみるのもいいかもしれませんよ。
■納得できないなら…
上司に、思いを全部、話したらどうでしょうか。先輩達には、緊張しやすい事を伝えて、頑張りたい思いを話してみたらいいと思います
人間関係は1番だと思いますから、そのままの気持ちを師長に伝えて、それに加えて、せめて1年ここでがんばらせてもらいたいと伝えたらどうでしょうか。
自分が納得した上での決断なら良いと思います。納得しないのに異動先で仕事をするのは結果的にモチベーションの問題に繋がり、患者さんにも迷惑をかけるのではないですか?
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イラスト・なしま