まなび
  • 公開日: 2017/12/22
  • 更新日: 2018/12/6

「胃がん」の看護事例を見てみよう

臨床看護シミュレーションアプリの「ほすぴぃ」では、様々な疾患を持つ患者さんの臨床看護を体験できます。
ほすぴぃは医療者完全監修☆本格的に楽しく学べるのに、なんと無料!
ここでは胃がんの患者さん、ひよ彦さんの入院前看護を少し覗き見してみましょう。
こんにちは!
わたしの名前は「こなす」、ほすぴぃで看護師さんに寄りそうプリセプターのような妖精のような存在。
これからよろしくね!
まず、基本的なことを確認しよう。
看護過程で大切な「SOAP」。何か分かる?

【S】主観的情報。患者さんの話など。
【O】客観的情報。観察・検査など。
【A】アセスメント。分析・評価。
【P】看護計画。

それではこの患者さんの入院前の様子を見ていこう!

胃がんの患者さん「ひよ彦さん(54歳)」

2ヶ月前より食事をしたら胃の痛みと胃もたれがあったんですけど、心配することはないと思っていたんです。でも食事を減らしたりしたんだけど胃の痛みが治まらなかったので、受診しました。
胃痛、胃もたれが2ヶ月改善せず、病院受診する。
胃内視鏡検査し、胃がんの疑いあり。
さらに組織生検を実施し、胃角部~胃体部にかけてボールマン3型(潰瘍浸潤型)であると診断された。
胃粘膜にドーム状に隆起し、中央に潰瘍形成する腫瘍を認めた。
ボールマン(Borrman)は、胃がんや大腸がんを、肉眼形態で分類するものだよ。
1~4期に分けることができるんだ。
ボールマンさんが提唱したから、この名前がついているんだね。

胃がんとは、胃粘膜に発生する悪性腫瘍のことだよ。
この患者さんのように胃部不快感を訴える人もいるけど、無症状のこともあるよ。
内視鏡上部消化管造影検査生検などによって診断されるんだ。
治療は、病変の進行度や全身状態を考慮して方針を決めていくよ。
内視鏡や外科的に病変の切除をおこなったり、切除不能な場合は化学療法や緩和医療が選択されるんだ。

🍸 解いてみよう!
胃がんについての組み合わせで正しいのはどれ?

①腎臓転移-ウィルムス腫瘍

②肝臓転移-シュニッツラー転移

③卵巣転移-クルッケンベルグ腫瘍

④胃周囲リンパ節転移-ウィルヒョウ転移


解説するね。
[1](×)ウィルムス腫瘍は原発性の腎腫瘍。
[2](×)シュニッツラー転移とは、胃がんがダグラス窩に播種性転移したもの。
[3](○)クルッケンベルグ腫瘍とは、胃がんが卵巣に直接浸潤したもの。
[4](×)ウィルヒョウ転移とは、胃がんが左鎖骨上窩リンパ節に転移したもの。
全身麻酔下で腹腔鏡下胃全摘術をおこなうため入院となる。

胃がんは、体重減少など栄養状態が低下して入院することが多く、貧血などを合併していることも多いよ。そのため、術後に考えられる合併症を予測することも重要なんだ。


胃を摘出した場合には、食事が摂れるかどうか、生理的欲求である「食べる」ということに関するため不安も大きいよ。不安を表出できるように援助し、術後管理についても考えていこう。
患者さんのこれまでの食生活なども改善していく必要があるから、これまでの生活習慣を把握しようね。この患者さんは手術までだけど、胃がんについては転移や再発で化学療法を受ける患者さんの看護についても学んでおく必要があるよ。


入院前の情報確認は以上だよ!
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③続きの看護をしてみてね!

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