このままのんびりと、あと数十年細く長く勤められればいいや。そう考えたら、とても楽になりました。
こんなあらゆる意味でストレスフルな仕事、続けるだけでもすごいことだと思うのです。
目の前の仕事に、ゆっくりコツコツと正確に取り組むだけの看護師が認められてもいいはず。
細く長く定年まで勤めあげるの、理想的な働き方だと思いませんか?
バリバリ働いて将来は師長に!と出世欲がある人もいれば、認定看護師を取りたいとキャリアアップを目指す人もいるのと同じように、きっと「ずっと現場で、ずっと一スタッフで、ずっと患者と関わりたい」という人もいるでしょう。
キャリアの描き方は人それぞれ。みなさんの「理想の働き方」は、どのような形ですか?
◇「ラウンジ☆セレクト」は「ラウンジ」で盛り上がった話題と、そこに寄せられたみなさんのご意見を紹介しています。
細く長く看護師がしたい
■管理職になりたくないなぁ…
管理職になる気は全然無く、ずっとヒラのままで良いと思っていました。しかし、経験年数を重ねる毎に、求めてもいない上級看護師という肩書きを上から与えられ、それに相応しいモデル的な看護のレベルに達していないとぼろくそに否定されるシステムについていけず、結局、心の風邪で退職することになりました。
上を目指すのが好きな人が目指せばいいし、極めたい人が極めればいいし。私は人の上に立つ事が向いていないし指導能力低いし、管理職に足らないものが多すぎで、興味もない(笑)
私は縁があって37歳頃に看護師の免許をとりました。初めはのしあがりたい気持ちが一杯ありましたが自分の能力や特性を生かし体が動くまで働き続けたいと思ってます。
長く働いて経験を積んでくると、師長など管理職目指すとか、専門分野を極めるとか何かしらキャリアアップしてかないといけないような焦りのようなものを感じたりすることもあるけど、いち看護師として定年まで働き続けるだけでも十分に社会に貢献しているんだと思います。
[次ページ]ライフステージに合わせた働き方を