• 公開日: 2017/5/3
  • 更新日: 2018/12/13

意識がない患者さんでもとれる「コミュニケ―ション」とは

テーマ:ナースとして経験を積むことで変化した考え

イメージの違い

ime-zi

自分のイメージとは正反対の看護

私の看護師のイメージは、車いすに乗った患者とともに太陽の下でお庭を散歩して「風が気持ちいですね~」とかを想像してました。 看護師となり、所属した部署は全く希望していない「ICU」でした。 散歩どころか車いすに乗る患者すらいません。意識のない患者を看て、返事のない患者に声をかけました。

意識がなくても

数年たち、意識がなくても、返事がなくても訴えていることはあることに気付きました。 「痛い、気持ち悪い」と言わなくても血圧が上がったり、呼吸が乱れたり変化があります。 会話をしてコミュニケーションをとるだけでなく、患者の全身の状態を診ながら患者の訴えを読み取り応えることも看護だと感じました。
●執筆●かこ さん
現在看護師4年目。 専門学校卒業後一般病院に就職し3年ICUに所属。 同時にER,カテ室,アンギオ室,放射線治療室,CTやMRIなどの検査室も経験。 その後、専門病院に転職し心臓カテーテル室に配属となる。
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