「じごくのそうべい」
オススメ著者
田島 征彦
オススメポイント・エピソード
「とざい、とうざい。かるわざしのそうべえ、一世一代のかるわざでござあい。」
の言葉からストーリーが始まります。
綱わたりの最中に綱から落ちてしまった軽業師のそうべえ。気がつくとそこは地獄でした。火の車に乗せられ、山伏のふっかい、歯医者のしかい、医者のちくあんと三途の川を渡って閻魔大王の元へ。4人は糞尿地獄や、針山地獄、熱湯の釜に投げ込まれ、人を食べる人呑鬼に飲み込まれてしまいます。果たしてそうべえ達は生き返ることができるのか・・・あとは読んでからのお楽しみです。
まずこの絵本はイラストのインパクトが大!!
小さい子なら怖がってしまうかもしれませんが、読み進めてみると面白いのでハマります!
私はこの「じごくのそうべい」が大好きで、幼稚園の頃何度も何度もセリフを暗記するほど読んでいました。
子どもながらに地獄ってあるのかな?とか、この世とは違う世界ってあるのかな?と想像力を掻き立てられる作品でした。知的好奇心が刺激される面白くて楽しいオススメの絵本です。