ストレスフルな職業である看護師。
多くの看護師がカラダ・ココロの悩みを抱えています。
カラダ・ココロにやさしい東洋医学で、悩みを改善してみませんか。
よくある悩みをもとに、簡単にできる改善方法を提案します。
Dさん(30代 女性 病棟勤務)の悩み
私はとても真面目な性格で、仕事に対して大きな責任を感じ、その反動で鬱になってしまうことがあります。
また同僚からは、緊張しすぎている、肩の力が入りすぎていると、言われることがあります。
双極性Ⅰ型障害と診断され、精神科に通院していますが、もう少しココロに余裕を持って仕事に取り組めるようになりたいのですが、どうしたらよいでしょうか?
真面目は長所!
今回の相談者さんは、とても真面目な性格で力が抜けないことをお悩みですが、一般的に「真面目」ということはとても素晴らしいことですよね。
常に真面目に物事に取り組くめる人はそう多くはいません。
そう考えると、「真面目」だということで自分を責めるのはとてももったいないことなので、一旦自分の真面目さを素晴らしい長所として認めてみてはいかがでしょうか。
その上で行き過ぎてしまう自分をどうコントロールするかを考えましょう。
今回のご相談者さんは「双極Ⅰ型障害」とのことなので、躁の状態のときに積極的にバリバリと何でもこなしていたかと思えば、スイッチが切れたように鬱状態になってしまうこともあるでしょう。
これは脳の機能のバランスの不具合なので、脳に良いことを心がけることが必要です。
生活習慣や生活リズムを整えることはもちろんですが、何事もやり過ぎないことに注意して、頭も身体も疲れすぎないようにしましょう。
「いつも真面目にやっているから、ご褒美にちょっと力を抜いても大丈夫!」と自分に言ってみてください。
そして、自分が「楽しい!気持ち良い!」と思えることをやってみましょう。
例えば、「ご褒美に美味しいものを食べる」でも良いでしょう。小さな幸福の積み重ねが脳への栄養です。
脳の機能のバランスを整えるツボ
今回は脳の機能のバランスを整えるツボを紹介します。
いずれも脳へのダイレクトに刺激が伝わるとされているツボです。
人中(じんちゅう)
鼻と口の間にある縦に走っている溝にあります。3秒×3回のペース押しましょう。
湧泉(ゆうせん)
足の指を曲げるとできるくぼみ部分にあります。10秒×3回のペース押しましょう。
どちらのツボも、ツボ刺激の棒やペンのお尻を使って、息を吐きながらやや痛いと感じるくらいの強さで押しましょう。
カラダ・ココロを美しくする宮廷式鍼灸院「こきゅう」のスタッフは全員女性、はりが初めての方にも安心して治療をお受けいただけます。
お越しいただいた方にはこだわりのハーブティーや中国茶を日替わりでご用意しています。
カフェに立ち寄る感覚でどうぞお気軽にお越しください。(表参道駅近く)