ケアマネジャーの仕事内容
ケアマネジャーの別名は、「介護支援専門員」。 その名の通り、介護を必要とする人が自立した生活を送れるよう、サポートする仕事です。 仕事内容は多岐にわたりますが、以下が代表的な業務です。- ・介護認定申請代行
- ・利用者とその家族への、介護サービスの希望に関するヒアリング
- ・ヒアリング内容に合わせたケアプラン(介護サービス計画)を、1週間単位で作成
- ・ケアプランの定期的な見直し
ケアマネジャーとして働く3つのメリット
看護師としての知識・経験を活かせる
看護師出身のケアマネジャーは、医療の知識や経験が豊富。 医療依存度が高い利用者や家族からは、疾病や薬などの相談ができる点で、特に信頼が厚いようです。 また、利用者の自宅を訪問し、「どうして介護が必要になったのか」「今後どんな生活を希望するか」といった情報をヒアリングする際には、傾聴や共感のスキルが役に立つでしょう。デスクワーク中心。看護師より体力負担が少ない
ケアマネジャーの仕事は、ヒアリングやケアプランの作成など、事務作業中心。 利用者宅への訪問など外出する機会は多いですが、体位変換など体力負担が大きい業務は少ないです。 病院や施設で看護師として働くよりも、身体への負担は少ないと言えるでしょう。 将来、歳を重ねて体力に不安が出てきても、ケアマネジャーなら無理なく仕事を続けられます。自分で考えたプランで、利用者の生活をより良くできる
看護師として働く場合、患者の病気治療に関わることはあっても、患者の生活など、プライベートにまで関わることはあまりありません。 一方ケアマネジャーは、利用者の病状や、介護が必要になる前の生活、趣味などあらゆることを鑑みて、どうすればより快適に生活できるか考え、ケアプランを組みます。 自分で考えたケアプランで、利用者の生活をより良く変えられることは、ケアマネジャーだからこそ感じられるやりがいです。ケアマネジャーになるには
ケアマネジャーになるには、看護師や保健師といった医療・福祉系の国家資格を持ち、実務を5年以上経験している必要があります。 その条件を満たした上で、「介護支援専門員実務研修受講試験」に合格し、計32時間以上の実務研修を修了すると、ケアマネジャーの資格を取得できます。 厚生労働省の発表によると、「介護支援専門員実務研修受講試験」の合格率は19%(平成24年度)。 合格率が低い一因には、受験者が多忙で、試験対策が十分でないことが含まれるようです。 実際は、「介護支援専門員実務研修受講試験」は特別に難しい試験ではありません。 出題範囲が狭く、問題数も25問と少ないため、集中して勉強すれば合格できる試験と言えそうです。資格取得支援のある病院を探すなら
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