【老年】高齢者の看護に活用できる理論とその説明の組合せで正しいのはどれか。
1.離脱理論-高齢者の活動の権利を擁護する
2.生涯発達理論-高齢者が生産活動に関与することで老化に適応する
3.ストレングスモデル-高齢者の強みを援助者が見出す
4.マズローのニード論-高齢者が人生を振り返り意味を発見する
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.(×)離脱理論とは、老化に伴う社会からの離脱が自然な流れであると受容することが、良いことであるとする考え方をいう。
2.(×)生涯発達理論とは、人間は生涯発達し続けることを示した理論である。
3.(○)ストレングスモデルとは、できないことではなく、できることに注目して高齢者の支援を組み立てる方法をさす。
4.(×)マズローのニード論は、人間の欲求が生理的欲求から自己実現の欲求まで階層性であることを示している。