【老年】老年期の加齢に伴う記憶の変化で正しいのはどれか。
長期記憶から低下する。
行動上の障害を伴うことが多い。
物忘れがあることを自覚していない。
体験そのものではなく体験の一部を忘れる。
―――以下解答―――
(解答)4
<解説>
1.(×)老年期の記憶は、何度も繰り返すことで情報がしっかりと刻みつけられた「長期記憶」より、一時的に情報を保持する「短期記憶」から低下するといわれる。
2.(×)社会生活に影響を与えるような行動上の障害を伴うことはない。
3.(×)加齢に伴う生理的な物忘れは常に自覚を伴う。
4.(○)生理的な物忘れは、体験のうち日付や名前など一部分を忘れてしまうことが多い。一方認知症では体験そのものを忘れてしまい、社会生活や日常生活が営めなくなる。