• 公開日: 2014/1/25
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【成人】総胆管結石による閉塞性黄疸と胆管炎とを発症した患者に、内視鏡的経鼻胆道ドレナージ術を行った。ドレナージ術は問題なく終了し、術後24時間の経過は良好である。正しいのはどれか。

【成人】総胆管結石による閉塞性黄疸と胆管炎とを発症した患者に、内視鏡的経鼻胆道ドレナージ術を行った。ドレナージ術は問題なく終了し、術後24時間の経過は良好である。正しいのはどれか。

1.抗菌薬の投与は必要ない

2.血清ビリルビン値が低下する

3.尿の色が黄色から褐色に変化する

4.ドレナージチューブをクランプする















―――以下解答―――

(解答)2  

<解説>

1.(×)胆管炎を起こしているため、抗菌薬を投与する必要がある。

2.(○)ドレナージによって直接ビリルビンを排泄しているため、血清ビリルビン値は低下する。

3.(×)閉塞性黄疸でビリルビンが腸管に排泄されないときに、尿中にビリルビンが排泄されて褐色尿が出る。

4.(×)胆管炎を起こしているため、ドレナージをクランプしてはいけない。

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