• 公開日: 2014/1/26
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【成人】Aさん(58歳、女性)は、3年前に慢性閉鎖性肺疾患と診断された。3日前に38.0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子を見ていたが、昨晩から黄色痰がみられ、息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎と診断され、入院した。入院時の状態は、体温38.2℃、呼吸数28/分、脈拍92/分、血圧138/72mmHg。現時点の症状として考えられるのはどれか。

【成人】Aさん(58歳、女性)は、3年前に慢性閉鎖性肺疾患と診断された。3日前に38.0℃の発熱があった。市販の総合感冒薬を内服して様子を見ていたが、昨晩から黄色痰がみられ、息苦しさが増強した。外来を受診したところ肺炎と診断され、入院した。入院時の状態は、体温38.2℃、呼吸数28/分、脈拍92/分、血圧138/72mmHg。

現時点の症状として考えられるのはどれか。

1.呼吸の断続性副雑音

2.Biot(ビオー)呼吸

3.顔面浮腫

4.皮下気腫















―――以下解答―――

(解答)1  

<解説>

1.(○)痰の貯留によって呼吸の断続性副雑音が確認される。 

2.(×)ビオー呼吸は無呼吸を含む不規則な呼吸で、呼吸中枢の障害によって生じる。 

3.(×)顔面浮腫は慢性腎不全などで生じる。

4.(×)皮下気腫は気胸などで起こる。

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