【成人】嚥下障害を評価する水飲みテストで正しいのはどれか。
1.嚥下第3期を評価する
2.100mlの白湯を飲みほすのに要する時間を測定する
3.むせずに飲水できた場合には誤嚥はない
4.口角からの流出の有無を観察する
―――以下解答―――
(解答) 4
<解説>
1.(×)水飲みテストは嚥下運動のうち、第1期(口腔期)と第2期(咽頭期)の機能を評価するものであり、第3期の食道期は評価の対象にはなっていない。
2.(×)水飲みテストでは、冷水3mlを嚥下する際の嚥下の有無、むせ、呼吸状態を評価する方法である。
3.(×)むせずに飲水できたとしても、誤嚥がないとは断定できない。
4.(○)嚥下運動のうち第1期を評価するために口角からの流出を確認することは適切である。