【成人】非小細胞肺癌で化学療法を初めて受けた患者。治療開始10日目の血液データは、赤血球300万/μl、Hb11.8g/dl、白血球1,000/μl、血小板12万/μl、クレアチニン1.0mg/dlであった。この時期に最も注意して観察するのはどれか。
1.色素沈着
2.尿量減少
3.感染徴候
4.出血傾向
―――以下解答―――
(解答)3
<解説>
1.(×)色素沈着に関する情報はない。
2.(×)尿量減少に関する情報はない。
3.(○)白血球1,000/μlより、感染の危険性が高い。
4.(×)血小板12万/μlは基準値13万~40万を下回っているが、一般に出血傾向を示す5万を下回ってはいない。