【在宅】左片麻痺で、杖歩行している在宅高齢者。転倒防止のために家族への指導で適切なのはどれか。
1.廊下にものは置かない。
2.玄関にマットを敷く。
3.室内ではスリッパをはく。
4.室内では4点杖は使わない。
―――以下解答―――
(解答)1
<解説>
1.(○)左片麻痺がある場合、特に麻痺側に失認がみられることがあり、足元に何かあると気づかずにつまずき、転倒してしまうおそれがある。
2.(×)マットは左片麻痺のある患者にとっては段差となり、つまずきの原因となる。
3.(×)スリッパは脱げやすく滑りやすいので左片麻痺の患者には不向きである。
4.(×)4点杖は安定性がよいため、室内の平らな床上の歩行によく用いられる。