【基礎】心電図モニターの管理で適切なのはどれか。
1.電極はかぶれ予防シールの上に装着する。
2.双極誘導法では電極は3か所に装着する。
3.モニター類は仰臥位を保持する。
4.交流波形が出た時は力を抜くように促す。
―――以下解答―――
(解答)2
<解説>
1.(×)心電図モニターの電極は、皮膚と密着させ、電気抵抗を防ぐ必要がある。
2.(○)双極誘導法は陽極(+)、陰極(-)、アースの計3か所の電極を装着する。
3.(×)12誘導では、吸盤式の電極を使用するため仰臥位を保持するが、心電図モニターでは貼付式の電極を用いるために、特定の体位をとる必要はない。
4.(×)交流波形は、周辺の電気機器から別の電気が混入している場合にみられる。この場合、アース電極が正しく装着されているか、また他のME機器のアースが確実に設置されているか確認する。