【基礎】嚥下障害のある患者の食事の工夫で適切なのはどれか。
1.固い食材は細かく刻む
2.汁物には増粘剤を加える。
3.冷菜は人肌程度に温める。
4.一口量はティースプーン半分を目安にする。
――――以下解答―――
(解答)2
<解説>
1.(×)細かく刻まれたものはかえって誤嚥しやすい。
2.(○)汁物は咽頭に流れ込みやすく誤嚥の原因になるが、増粘剤を用いることで食塊形成が容易になり、誤嚥を防止することができる。
3.(×)体温との差がある方が嚥下の際に刺激となる。また冷菜は冷菜として食べた方がおいしく食べられる。
4.(×)一口量は少量から始め、徐々に増やしていくようにする。