• 公開日: 2016/9/2
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【基礎】血圧測定で収縮期血圧が本来の値より高く測定されるのはどれか。

【基礎】血圧測定で収縮期血圧が本来の値より高く測定されるのはどれか。

1.血圧計の床頭台に置いて測る。

2.幅の狭いマンシェットを用いる。

3.巻き上げた袖が腕を圧迫している。

4.減圧を10mmHg/秒で行う。

―――以下解答―――










(解答)2 

<解説>

1.(×)血圧計を置く高さによって血圧が変化することはない。

2.(○)マンシェットの幅が狭いと余計に加圧しないと血流を阻止できない。そのため、血圧値が高く示される。

3.(×)袖が腕を圧迫していると前腕がうっ血してしまうため、収縮期血圧が低くなり。拡張期血圧が高く示されてしまう。

4.(×)10mmHg/秒と、速い速度で減圧すると、血圧が低く示される傾向がある。一般的には2mmHg/秒または2mmHg/拍の速さで減圧する。

関連記事

看護知識

ナース専科で看護知識を”学ぶ”記事ランキング