• 公開日: 2016/10/28
  • 更新日: 2020/3/26

【連載】看護師 国家試験対策・過去問

【基礎】長期間服用中、急に中止することによってショックをきたす可能性があるのはどれか。

【基礎】長期間服用中、急に中止することによってショックをきたす可能性があるのはどれか。

1.消炎鎮痛薬

2.抗アレルギー薬

3.副腎皮質ステロイド

4.ペニシリン系抗菌薬

5.マクロライド系抗菌薬

―――以下解答―――









(解答)3 

<解説>

1.(×)非ステロイド系消炎鎮痛薬が主流であり、急に中止してもショックは起こさない。

2.(×)抗アレルギー薬は伝達物質遊離抑制剤と個々の化学物質に作用する。

3.(○)ステロイドの長期服用によって副腎不全の可能性があり、急に止めるとショックを起こす危険性がある。

4.(×)ペニシリン系抗菌薬は細胞壁の合成を阻害する作用をもつ。耐菌の問題と酸に弱い欠点があり、重篤なアレルギー反応を起こす可能性がある。

5.(×)マクロライド系抗菌薬はグラム陽性菌に対する抗菌が強い。耐性の問題がある。

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