【疾病】甲状腺機能亢進症の症状はどれか。
1.眉弓部の膨隆
2.眼瞼下垂
3.テタニー
4.動悸
5.便秘
―――以下解答―――
(解答)4
<解説>
1.(×)眉弓部の膨隆は、末端肥大症(成長ホルモンの過剰分泌による)の症状である。
2.(×)眼瞼下垂は、重症筋無力症などの症状である。
3.(×)テタニーとは、副甲状腺の機能が低下し、血中のカルシウム濃度が減少して、筋肉のけいれんがおこることをいう。
4.(○)甲状腺ホルモンが過剰に分泌されると、交感神経が刺激されて頻脈や動悸が起こる。
5.(×)便秘は甲状腺機能低下症(粘液水腫など)の症状である。